「笑いにがん治療効果」医学的に立証された!ストレス軽減し免疫細胞が活性化

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   笑いが健康に効果なことは、なんとなくそうだろうなと思うが、大阪国際がんセンターは2017年から、笑いが体にどのような影響を及ぼすのかを医学的に研究している。

   がん患者に2週間に1回、4か月間、落語で笑ってもらう。高座には桂文枝、桂文珍らの落語家のほか、漫才師も上がる。

   笑った後は血液検査を行う。注目はがん対策のカギとなる免疫細胞の働きだ。がん患者はストレスによって、体を守る免疫細胞の働きが抑えられている。笑うとストレスの原因となるホルモンが減少し、免疫細胞が活性化して、がんを攻撃すると考えられる。

   今年(2018年)5月に発表された中間報告によると、笑いによって免疫細胞の一種「M2タイプ単球」と「NK細胞」が増加し、NK細胞を刺激する「IL12B」が活性化したことが明らかになった。

   がん対策センターの宮代勲所長は、「治療において、がん患者たちを支えるものになるではないかと思います」と笑いの力に期待している。

割り箸を横に加えるだけで「楽しくなる脳」

   田村直之アナウンサーは、割り箸を口に横にしてくわえる笑いトレーニングを紹介した。割り箸をくわえると自然と口角が上がり、笑っているような表情になる。

   田村アナ「これだけで脳が楽しいと勘違いするんです。楽しいから笑顔になるんじゃなくて、笑顔になるから楽しくなると、脳科学的にも実証されているそうです。つまらない時や仕事が疲れた時にやってみてください」

   オフィスのあちこちで割り箸をくわえていたら、それも笑えるな。

文   ピコ花子
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