2020年 11月 24日 (火)

秋篠宮さまにご忠告!週刊誌チェックなさるとはいえ、今週のこの記事はお読みにならないほうが・・・

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週刊文春恒例「ミステリーベスト10」私のおススメは「凶犬の眼」「ミランダ」

   最後は、週刊文春恒例の2018年「ミステリーベスト10」の発表。ミステリー好きとしては楽しみな企画だが、このところハズレが多く、ガッカリすることが多い。去年、国内ベスト1に選ばれた『屍人荘の殺人』は、ゾンビが出てきた時点で本を閉じた。今年はどうか。

   国内の1位から5位までは、『沈黙のパレード』(東野圭吾)、『それまでの明日』(原寮)、『ベルリンは晴れているか』(深緑野分)、『雪の階』(奥泉光)、『火のないところに煙は』(芦沢央)。

   私は、『それまで・・・』と、7位の『宝島』(真藤順丈)、9位の『凶犬の眼』(柚月裕子)を読んでいる。『それまで』は、期待していたハードボイルド色も薄く、ストーリーも意外性なし。私のお勧めは『凶犬』かな。東野圭吾は読むのが怖い。これほど書き続けて、まだ傑作が書けるのか。そんな不安があるのだ。

   海外は、予想通り『カササギ殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ)、『そしてミランダを殺す』(ピーター・スワンソン)、『乗客ナンバー23の消失』(セバスチャン・フィツェック)、『IQ』(ジョー・イデ)、『監禁面接』(ピエール・ルメートル)。

   私は、『カササギ』と『ミランダ』、『許されざる者』(レイフ・GW・ペーション)を読んでいる。『カササギ』はアガサ・クリスティ調の懐かしいミステリーではある。前後半で、ガラッと変わるところなど、意外性もあり、構成力にも優れているのだが、肝心の「核心」が私にはどうもピンとこない。犯人当てというミステリーを読む最大の楽しみが、私には感じられなかった。

   冒頭部分はやや冗長だが、『ミランダ』は十分楽しめたし、『許されざる者』もおすすめ。今度は、『数字を一つ思い浮かべろ』を読もうと思っている。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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