2019年 12月 7日 (土)

「70代半ばからでは(天皇は)できません」秋篠宮の奔放発言――文春・新潮はウラ読みしすぎ

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   「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」

   4月21日付(2019年)の朝日新聞朝刊が報じた秋篠宮のこの発言が、物議を醸している。この舌足らずの発言を、週刊新潮は、秋篠宮は自分が天皇を継ぐことになるのなら、できるだけ早くやりたいと考えているとし、自分の代は短くてもいいから、早く悠仁に継がせたいという思いが出ていると見ている。

   しかし、兄が新天皇になる直前に、弟が皇位を早く譲ってほしいと急かせるような発言をするだろうか。もしそうだとしたら、週刊新潮は令和時代の「壬申の乱(天智天皇の弟の大海人皇子と天皇の長子である大友皇子が皇位継承をめぐって起こした内乱=デジタル大辞泉より)」になるかもしれないと危惧している。

   週刊文春は、秋篠宮の発言の真意は「自分は天皇になるつもりはない」というもので、皇位継承順位第一位の秋篠宮が即位をしないためには、皇室典範の改正や特例法の制定が必要となるから、皇嗣になって同様の発言をすると、政治的な発言だと批判を浴びかねない。そのためギリギリのタイミングで自分の考えを朝日に書かせたのではないかと、河西秀哉名古屋大学大学院准教授の見解を掲載している。

   これが秋篠宮の即位拒否だとすれば、今後も退位が繰り返され、短期間での退位や新天皇の即位拒否が繰り返され、天皇が空位になる可能性もあるという、保守派の八木秀次・麗澤大教授のような意見もある。

   週刊文春は先週号で、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇となる)自分の思いを理解してほしい」と知人に漏らしていたと報じたが、秋篠宮に皇嗣としての自覚があるのかと問うている。

   たとえば、5月4日には新しい天皇皇后と秋篠宮夫妻が初めて国民と対面する一般参賀が行われるが、秋篠宮は2日か3日にしてほしいと希望していたそうだ。4日に、彼と親しいタイの新国王の戴冠式があり、それに出席したいと望んでいたからだという。結局、タイ側が外国から賓客を招かないことになって事なきを得たそうだが。

   私は、自由奔放な秋篠宮らしいと思うのだが、皇室にいる人間たちはそうとは考えないようだ。

結婚に向けて動き出したらしい眞子さん&圭――母親の元婚約者問題は収束、新婚生活費にもメド

   さて、毎度おなじみの眞子&圭の結婚問題だが、週刊文春は2人が結婚する方向へ舵を切り始めたようだ。最大の障害であった圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだが、元婚約者の代理人が「本人が協議する気にならない」と話しているのだ。これは推測だが、これまで元婚約者の言っていた話の中に、何やら"不都合"なことがあって、小室側の弁護士と会いたくないのではないか。

   今一つの障害は、結婚後の経済問題だが、圭がめでたく弁護士試験に合格すれば、ニューヨークの大手弁護士事務所の初年度の平均年収は1800万円だそうだから、こちらもクリアできる。週刊文春は、2人が結婚するなら2012年秋と読んでいる。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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