2019年 11月 17日 (日)

売値1円でも買い手つかない「温泉付き一戸建て」所有しているだけで出費かさむ負動産

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   「そもそも総研」コーナーのテーマは、「そもそも価格1円の『負動産』とはどういうものか」だった。負動産とは、所有しているだけで資産的にマイナスになる不動産のことである。

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が千葉県・白子町の1円物件を「気持ちで」10万円払って買った夫婦に話を聞きに行った。購入前は、庭は草ぼうぼう、家の中には古い型のテレビ、洗濯機、冷蔵庫、ガス給湯器、仏壇などがそのまま残り、空き缶やペットボトルなどのゴミが散乱していた。夫婦は「移住するのではなく、不動産投資として」利用するつもりだという。

   仲介した不動産業社「リライト」の田中裕治代表は「売主様は叔父から相続で取得しました。でも、固定資産税だけで年間2万5000円かかり、これを子供に引き継がせるわけにはいかないので、損を覚悟で売りに出しました」と説明する。

相続で残されても困るばかり

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   田中代表によると、負動産は1円で売られることが多くなっているという。静岡県・東伊豆町の別荘は売主が父から相続した物件で、「固定資産税など年間8万円かかり大変だった」からと売りに出した。買主は1円で購入し、月2回訪れて、別荘として利用しているという。

   1円でも買い手がつかない物件も多い。築43年、温泉付きの一戸建ては、温泉使用料、水道使用料、固定資産税、管理費などで1か月約2万3000円の維持費がかかる。

   玉川「こういう負動産は、今後増えていきます。国が家を建てることを推奨して一戸建てが増えましたが、人口減少で家が余る時代なのです」

   高木美保(タレント)「温泉付き一戸建てが、田舎でも安いような値段で出ていても、売れないんですよね。永住して仕事できる人のために、ネット環境を整えたらどうでしょうか」

   玉川「これからは、あらゆるものを持たないという時代になっていくのかもと考えました」

文   バルバス | 似顔絵 池田マコト
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