不安があるのにPCR検査を受けられない!第2波の今、インフルエンザの流行と重なった時、どう対応したらよいのか?
2020.09.04 13:14
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インフルが流行すれば検査希望者が爆発的に増える
秋から冬にかけては、コロナウイルスと初期症状の似たインフルエンザが流行する。検査希望者がさらに増える恐れがある。国は地域の診療所でも検査できる態勢整備を図る方針だが、十分な感染防止対策が必要だ。沖縄県立中部病院感染症内科の髙山義浩さんは「医療というより住民サービスに近いことで、行政が予算と人材を確保してほしい」と、病院任せにしないように注文をつける。
人口比の感染者数が全国最多の沖縄県は、看護師不足に直面した。全国の自治体やNPO、自衛隊などに要請し、これまでに50人の応援を得た。ただ、応援看護師の中には、患者が入院しているレッドゾーンの作業を禁じられたケースもあった。「コロナウイルスを持ち帰ってほしくない」という沖縄県側の気持ちが働いたと見られ、「どう態勢をととのえて応援を受けるか」が課題に浮かび上がった。
NHK社会部の小林さやか記者は「広域連携は実際には簡単ではない。人材応援だけでなく、患者の搬送や受け入れとなるともっと難しい。国の強いリーダーシップが必要です」と指摘した。
※NHKクローズアップ現代+(2020年9月3日放送「PSR検査は?医療は?第2波で見えた課題」)
文
あっちゃん