2024年 4月 16日 (火)

浜崎あゆみ「M 愛すべき人がいて」のエイベックスが希望退職者募集!ネットで残念コール「あゆのドラマは成功しなかったの?」「マサ、絶対負けねえ!はどうなったの?」

   今年(2020年)4月~7月に大ヒットした浜崎あゆみドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)のモデルとなった音楽・映像事業のエイベックス(松浦勝人会長)が赤字に陥り、希望退職者を募ったことがネットで話題になっている。エイベックスが5日(2020年11月)に発表した。

   募集人数は約100人。ライブ、舞台などを含む音楽事業の一部と間接部門に在籍する40歳以上で、対象社員443人というから4人に1人にリストラを迫る厳しい状況だ。

  • 「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日公式サイトより)
    「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日公式サイトより)
  • 「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日公式サイトより)

黄金時代は小室サウンドとともにTRF、安室奈美恵、浜崎あゆみらを大ヒット

   民間調査会社の東京商工リサーチによると、2021年3月期第2四半期(連結)で、最終利益は32億8900万円の赤字だった。新型コロナ感染拡大により、「a nation」などのライブ、イベントの開催自粛が影響し、売上高は前年同期比44.0%減の342億7900万円に落ち込んだ。

   エイベックスは1988年に現会長のマックスマサこと松浦勝人氏が創業。小室哲哉とともにダンスと歌を融合させた音楽を1990年代に急成長させた。TRFや安室奈美恵、浜崎あゆみらの曲を大ヒットさせ、レコード業界での一大勢力を築き上げた。同社の公式サイトによると、現在、所属するアーティストは浜崎あゆみ、AAA(トリプル・エー)、Snow Man、杉良太郎、小室哲哉、伍代夏子、鈴木亜美、TRF、hitomi、ピコ太郎、倖田來未などがいる。

   ドラマ「M 愛すべき人がいて」は、浜崎あゆみが松浦勝人氏とのドロドロの不倫の恋を経て平成の歌姫にのし上がるまでを、虚実を交えてコミカルに描いている。安斉かれんと三浦翔平がダブル主演、田中みな実や水野美紀、高嶋政伸らのぶっ飛んだ演技が大評判となった。主人公マサの「俺の作った虹を渡れ!」「絶対負けねえ!」といった臭~いセリフが話題になり、「LINE公式スタンプ」になったほどだ。アユ「神様ですか?」「一緒に夢を見ようー!」、マサ「時代を作るぞー!」「その虹、俺が作ってやる」、流川「了解っす」「大丈夫っす」、礼香「見える、見えるよ~」「ゆるさなーーい」...といった案配だ。

「AAAは活動休止だし、今稼げるのはSnow Manくらいだろうね」

   ネット上では、こんな残念がる声があふれている。

   「ここ近年のavex自体、衰退のイメージしかありませんでしたしね。小室哲也の時代や、浜崎あゆみの頃までは勢いを感じましたが、以降、AAAなど看板アーティストもいる中、最近は『M 愛すべき人がいて』以外ではavex自体、昔の様に名前を聞く事も減りましたね」

   「そのAAAももう活動休止が決まっているしね。今はSnow Manくらいだね、稼げるの。他にダンスミュージック系の強いアイドル抱えていないのかな。NiziU(ニジュー)みたいなのはもともとエイベが強いはずだけど、ソニーミュージックだものね」

   「そもそもレコード会社そのものが有名になりすぎているのが異色でした。あのSMAPやV6だってどこのレコード会社と契約しているのか知らない人が大半だと思う。でもEuro beatやraveを広めたのは間違いなくavexなんだよ。特定のアーティストがじゃなくてね。その功績はスゴイ」

   「エイベックスに限らず、音楽業界のここ10年は大衆にウケる曲で儲けるより、一部の熱狂的ファンだけ確保して、あとはライブとグッズで儲けていた印象。そりゃあコロナで痛手だろうね」

   「avexは、今はアニメ系のイメージが強くなっていますね。『賭ケグルイ』『ブラッククローバー』とか新しいアニメはほとんどavexのマーケティングが絡んでいますから」

「私はglobe大好き世代です!FACES PLACESやPerfume of loveを今も聴きます」

   「ところで松浦会長も退社すると言っていたのもつかの間、一転して残ったわけだけど、これだけのリストラをやって会長の数億円と伝えられた給料は今も億単位で維持しているのかな? あゆのドラマや本は成功したのか? 微妙だったのか? ドラマでは絶対負けねえ!と言っていたけど。avexは他社より経費が多い感じもあり、ちょっと先が詰まると赤字が直ぐに出そうな雰囲気もある」

そして黄金時代を懐かしむ声も多かった。

   「globeのファーストアルバムが出た頃、渋谷のHMVをglobeのアルバムでジャックするなど、CDバブルの時代でもあり、イコール小室バブルでもあり、1995年頃の音楽業界自体が非常に楽しかった。globeは今でも時折聴きますが、FACES PLACESやPerfume of loveの頃が一番好き」

   「私は安室ちゃん世代だな」(テレビウォッチ編集部)

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