2024年 4月 24日 (水)

唐沢寿明「24 JAPAN」人気上昇。本家「24」知らない人は「こんなにハラハラドキドキするドラマはない」。本家ファンも「色々ツッコミ所はあるが、頑張っているから最後まで見る」

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本家と比較し、せっかくのスリルを楽しむ機会を失う人が多すぎる

   本家ファンからはこんな擁護の声が多かった。

   「本家のシーズン1といえば、やはりラストのあのシーンですが、日本版では序盤に内通者の存在が明かされています。正直、ここは伏せておいてほしかったです。裏切りや意外な展開あってこその24。まあ、本家を観ている人を想定して作っていると思うので、敢えて伏せずにしたのだろうが。本家を知っている人からすれば、色々言いたいことはあるでしょう。僕もあります、唐沢さんの走り方とか...。でも、本家の全シーズンを2回転するほどハマった身としては、作品の出来はどうであれ、『24』という文字に毎週お目にかかれるのは嬉しい。世間が何と言おうと応援しています」

   「本家24を全て見た。24JAPAN、色々突っ込み所があると思いますが、日本版はこの感じでいい。日本の放送で本家のような過激な内容や大掛かりなセットが出来るでしょうか。ご存知ですよね?ジャックの犯人に対する強烈な尋問や、人質の末路。恐らくそこまで残酷にやるとBPOが黙っていないし、何より日本人の気質に合わない。爆破など所管の許可が出ない等、日本の警察もの放送は制限があるから、心理戦が多いのだと思います。本家とは違う24JAPANですが、このまま最後まで見るつもりです」

   「24 JAPANを作ってくれて本当に良かった! 第4、5話を観た頃は、オリジナルのギャグかパロディかと思った時もあったが。オリジナルの24を観た時は、こんな物かと思ったが、日本を舞台に日本人が演じる24 JAPANを観て、改めて日本のドラマと全然違う事が分かった。第7話ではずっと救いようのないほど厳しい場面が続き、オリジナルの24もこんなに厳しい話だったかと頭が混乱してきた。24JAPANによって、改めて本家のドラマの凄さ、素晴らしさが分かった!」

   「わざわざ本家と比較し、セリフや配役、セット、リアル感の違いをあげつらい、せっかくスリル満点のドラマを楽しむ機会を自ら手放している人が沢山いて、もったいない。再演される演劇の名作をいちいち比べたりしないのは、それぞれの味があり、比較するのは無意味だからだ。本家のシナリオは充分洗練された仕上がりになっているので、どんな配役でやっても面白さは変わりがない。『半沢直樹』を見れば分かるが、セリフがわざとらしく、セットがチャチでリアル感がなくてもシナリオが面白いから楽しめる。本家を見た人も、見ていない人も、本家の記憶や役者の先入観を取り払って見ると、これほどハラハラさせるドラマはなかなかない」

   「英語を直訳したセリフを直接使っている役者さんたちの言葉運びなので、日本人がよく使う『あの~』とかの曖昧な表現が皆無。会話から生まれる違和感を流麗なサントラでフォローしている。全編ほぼ掛かりっぱなしなのは珍しい。繊細な作業を実に見事にこなしています。女優陣の感情表現や抑揚の付け方など、いつものドラマ出演時とは全く異なる。ラストの栗山さんの『撃つなら私の目を見て撃って』は迫力あったな。これから獅童がターゲットである朝倉麗と、どのような接点を持つか。本家とは違った形で仕上げてくれるのでしょうか。楽しみです」(テレビウォッチ編集部)

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