年末年始に発熱したら...、休み返上の医院も増えているぞ! かかりつけ医や休日診療所、発熱相談センターにまず電話を!

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   医療関係者が危惧しているのが医療機関の休みも多くなる年末年始の感染拡大だ。

   先週末に東京都で確認された新型コロナ感染者は26日(2020年12月)が949人、27日が708人と、曜日別の過去最高を更新したが、両日とも70人以上の高齢者が入院できなかったことが明らかになった。昨日午後7時半時点、東京都で入院、療養調整中となっている感染者は1386人。自宅療養中に重症化、直接救急車を呼ぶケースも1日あたり12-15件起きている。

   おととい27日時点での当日使用可能な病床数は、ICUが5床、HCUが8床、その他の病棟が89床で、病床使用率は95-97%だという。

民間PCR検査センターの年内予約はすでにキャンセル待ちに...

   こうした中で、不安をかかえる人たちの駆け込み先のひとつとなっているのが民間のPCR検査センター。新宿と新橋の2か所で検査を行う新型コロナ検査センターには「帰省を前に検査を受けたい」「先週忘年会があったが、感染対策が良くなかったので検査したい」といった人たちから1日1000件以上予約が入り、年内はすでにキャンセル待ち状態になっている。

   年末年始の休みを返上する医院も増えている。世田谷区の医院は区医師会の休日当番で大晦日から新年2日の診療を行うほか、12月29日、30日は東京都の要請で半日診療を行う。

   年末年始に発熱したらどうすればいいのか。電話連絡することが絶対条件で、まずはかかりつけ医。つながらなかった場合は地区医師会の休日診療所や各自治体の発熱相談センターに相談することになる。

   キャスターの小倉智昭「電話が殺到する可能性もあります」

   二木芳人(昭和大学教授)「これ以上増えるとどうなるか。こればかりは実際やってみないとわからない」

   三浦瑠麗(国際政治学者)「医療資源のごくわずかしかコロナにさけていない。フランスや韓国など徴兵の仕組みのある国では、医療学生や看護学生も動員されている」

   二木教授「コロナを受け入れていない病院もそれなりに手一杯。日本は私立病院が8割で、連携は進められると思うが、調整、調停が必要。非常時の体制は考えないといけないが法改正が必要」

文・みっちゃん

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