2021年 2月 28日 (日)

株価「バブル期以上の高値」のなぜ? 専門家「市場はカネあまり」、平均給与は「まだ下がる」

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   「私のような凡人にはわかりませんが、株価がバブル期以来の高値だそうです。なんで?」と司会の小倉智昭がきょう10日(2021年2月)の番組で紹介したのは、株高のニュースだ。日経平均株価の終値はきのう9日、バブル期並みの2万9505円93銭まで上がった。新型コロナの影響で企業の経営状況が悪化し、倒産件数や失業者数が増えているのに、株価だけ約30年ぶりの高値というのは、なぜなのか。

   プロ投資家のテスタさんは「16年間プロとして(投資を)やっていますが、一番の高値になっています。今年に入って、メインで使っている口座の利益は1億4000万円ほど。いいペースだと思います」と笑いが止まらない。オンラインで投資が行える「FOLIO」の甲斐真一郎氏も「ユーザー数は約1年で10倍ぐらいになっています。初心者や少額で試したいという人が増えています」と話す。投資を学ぶスクールも大盛況だという。

ワクチン完成で「安心感」、企業決算もそこそこだから...?

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   株高の背景について、第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏は「今は景気が良くないので、金融政策として世界的にお金が供給されており、市場にはお金がジャブジャブある状態。アメリカで約200兆円の大規模な経済対策が進められている期待感もあって、株価が上がっています」と分析。

   株式評論家の天海源一郎氏は「コロナのワクチンが完成したことで安心感が広がったことに加え、日本企業の決算が思ったほど悪くないということが、30年ぶりの高値まで日経平均を持っていった。1989年末の3万8915円に手をかけるのはそう遠くない」という。

   「気になるのは、これが給与にかえってくるかということです」と立本信吾アナ。昨年の労働者1人当たりの平均月額現金給与額は31万8299円で、2年連続の減少となっている。

   永濱氏「今年の春闘でコロナの影響が本格的に反映されるので、平均給与はまだ下がります。戻り始めるは来年以降になります」

   森井じゅん(公認会計士)「株価が上がっても、実体経済の肝である給与が上がらないというのが日本の問題。今必要なのは経済の底上げです。株価が上がったから大丈夫ということではありません」

   小倉「コロナで痛手を受けて赤字になった企業も、株は上がっている。不動産も上がってきていて本当にバブルの頃に似ていますが、バブルははじけるからね」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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