2021年 5月 8日 (土)

谷原章介の鈍感さ。『おじいさん』は人を傷つける差別言葉である
<めざまし8>(フジテレビ系)

   48歳の谷原章介から見ると、60代以上は眼中に入らないのかもしれない。何故なら、この日、谷原は重大な差別を口にしたからである。最初に扱った話題は「コンビニに電子マネーを持ってきた高齢の男性」であったのだが、この男性について、谷原は何度も何度も「おじいさん、おじいさん」と「おじいさん」を強調した。

   高齢男性のことを自分の祖父でもないのに「おじいさん」と呼ぶのは一種の差別である。「高齢の男性」とか「高齢者」と呼ぶべきであって、「お前のじいさんではないだろう」と突っ込みたくなる。魚屋や八百屋の店主が、客に向かって「おじいさん」とは言わない。「お父さん」か「旦那さん」である。年寄りを強調するのは相手に不快感を与えるのを経験的に知っているからである。谷原はソフトで若くてカッコイイとうぬぼれている内心がそこはかとなく匂い出てくる。いやしくも情報番組のMC、言葉に気を付けるべし。

   さて、10%越えの『羽鳥慎一モーニングショー』の視聴率に『めざまし8』は追いつかない。6%あたりをウロウロ。扱うニュースは似ているが、何故追いつかないのか。羽鳥は大人しい人畜無害の人と見られがちだか、実は彼は視聴者に媚びない。ベースに知性がある。谷原はMCというより芸能タレント。万人に嫌われないように媚びているのが鋭い視聴者には喝破されている。そのくせ「おじいさん」が人を傷つけていることさえわかっていない鈍感さなのだ。(放送2021年4月23日8時~)

(黄蘭)

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