2024年 4月 26日 (金)

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やっぱり出てきた新型コロナワクチンの「特権接種」ネットでは1回15万円の闇ルート

   出て来るとは思ったが、ワクチンを少しでも早く打ちたいと、役得やコネを使って順番をかすめ取ろうとする醜いジジイ、ババアたちが次々に発覚している。兵庫県神河町の山名宗悟町長(62)がワクチン集団接種の初日に受けていた。愛知県西尾市に住む「スギ薬局」チェーンの杉浦広一会長(70)と妻の昭子(67)が、「早く受けたい」と近藤芳英副市長に談じ込み、便宜を図らせたことが報じられた。

   唾棄すべき連中だが、これは氷山の一角で、まだまだ出てくるはずである。金持ちの中には、中国製のワクチンを闇ルートで手に入れて接種している者もいると、少し前に報じられた。フライデーでライターの奥窪優木が、闇ルートで中国製ワクチンを手に入れた経緯を書いている。都内でキャバクラを運営する代表から教えてもらったという。

   ロシア発のチャットツール「テレグラム」は、運営側ですら通信内容を見ることができない秘匿性の高いツールで、奥窪が「テレグラム」の掲示板を閲覧すると、「ワクチン売ります」という投稿があったそうだ。会社経営者を装い、投稿者Nにメッセージでワクチンの価格を尋ねると、「200回分で200万円」「1回分で15万円」という返事が来た。

   港区内の公園を指定され、何度かやり取りがあり、保冷バックの中に無色透明の液体が入った注射器を受け取った。5つの民間研究所に成分分析を依頼したが、新型コロナワクチンと特定する設備や知見がないと断られ、本物かどうか分からなかったそうだ。結局、奥窪はカネを払わず、真偽も分からないそうだが、どうやら、ワクチンの闇ルートというのは存在するようである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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