2024年 4月 26日 (金)

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切ない寺内タケシの死...今夜は聞きたい「運命」「津軽じょんがら節」

   知の巨人とまで謳われた立花隆が亡くなった。享年80。いろいろな人が彼の業績を讃えているから、私は書かない。立花の死よりも、私にとって切ないのはエレキの神様・寺内タケシの死である。週刊新潮によれば、茨城県土浦市生まれ。父親は実業家で母親は小唄の家元。5歳の頃、兄の大切にしていたクラシックギターに興味を持ち、三味線と同じ弦楽器だからと母親に教えを乞うたという。こういうところがいいね。

   そのうち、自分でエレキギターを自作するまでになり、ギタリストの古賀政男に注目される。親に反対されて、港で荷物運びをしながら、米軍基地でバンドをやり、実力を評価されていく。

   1962年に寺内タケシとブルージーンズを結成。その後にベンチャーズなどのエレキブームが到来するのだ。カッコよかったな~。弾けたのは、加山雄三主演の『エレキの若大将』に出演してから。私は学生時代に5回は見たな。

   67年に「運命」をエレキで演奏した。津軽じょんがら節なんぞは今でもしびれるで!

   全国の高校を訪ねて演奏活動をやったり、ソ連の白血病の少女のために、彼の地で演奏会を実現させたそうだ。昨年12月にライブをやるはずが、コロナで延期になり、今春、誤嚥性肺炎になり回復途上だったが、容体が急変したという。享年82。今夜はあなたの「運命」を聞いて偲びたいと思う。寺内はいつまでもわれわれ世代のヒーローである。(文中敬称略)

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