新変異株「オミクロン」、いま分かっている事 スッキリで専門家解説
ワクチンの効果は?
オミクロン株で気になるのが感染力やワクチンの効果だが、香港ではホテル隔離されている男性の向かいの部屋の男性に感染が確認されるなど、感染力の強さが懸念されている。また、通常は数箇所のスパイクタンパク変異が30箇所確認されていることから、英BBCは「従来株と根本的に異なっているため、ワクチン効果があまりないかもしれない」という見解も報じている。しかし、米ファイザー社はワクチン効果を2週間で解析し、必要であれば新たなワクチンを100日以内に出荷。米モデルナ社もブースター接種で臨床試験中で、オミクロン株対応可能性のある2種類のブースターワクチンを研究中としている。
司会の加藤浩次「世界的に経済回そうというところでみつかった」
峰宗太郎(米国立研究機関研究員)「WHOはかなり早く動いた。ワクチンはどのくらい効くかはっきりわからないが、ゼロになってしまうところまではいかないと思う。効かないことが分かった時には新たなワクチンが必要になるが、mRNAワクチンは早く設計できる。まずは水際対策」
加藤浩次「(今のワクチン効果は)2週間くらいでわかるので、そこで決まってくるということですね」
峰宗太郎「日本は早い対策に打って出たが、水際対策は突破されることがある。突破されても流行の起点にしないこと。今の段階で大騒ぎする必要はないが、準備をしておく」
下川美奈(日本テレビ解説委員)「リスクが懸念される部分もあるが、基本的な個人の感染対策徹底が推奨される」
加藤浩次「状況を見ながら感染対策をしっかりすることが重要です」
(みっちゃん)