2022年 7月 6日 (水)

プーチン大統領「核の脅し」の本気度 「モーニングショー」で議論

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   ロシア軍によるウクライナ侵攻。首都キエフでは高層住宅にミサイルが着弾し、第2の都市ハリコフでは市街戦が発生するなど、民間人にも犠牲者が出ている。ウクライナ当局によるとこれまで子ども14人を含む352人が死亡した一方で、ロシア軍にも兵士4300人死亡、戦車146両、航空機27機が破壊されるなど被害が出ているという。ゼレンスキー大統領は大統領府前から「キエフにとどまってウクライナを守る」と宣言している。

   こうした中で27日(2022年2月)、ロシアのプーチン大統領は「西側諸国が経済面でも不法な制裁をすると攻撃的な発言をしている。したがってロシア軍の抑止力部隊を特別戦闘準備態勢に移すことを命令する」と、核兵器使用を念頭に置いたとみられる衝撃の発言。これに対し米サキ大統領報道官は「実在しない脅迫を作り侵略を正当化する、プーチン大統領がよくやるパターン」とコメント。米高官らはロシアはウクライナ軍の抵抗にあって焦っている。核の使用については誤解が生じると危険だと指摘している。

  • プーチン大統領
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停戦交渉の話も

   一方でベラルーシとウクライナの国境で、現地時間の今日朝にも停戦交渉が始まるという報道も流れているが、米政府は停戦交渉については動き自体は評価するもののロシアが外交に本気とは思えないとしている。

   はたして核の使用はあるのか。停戦交渉はどうなるのか。28日の「モーニングショー」ではスタジオに専門家を招いて今後の行方について話を聞いた。

   小泉悠(東京大学専任講師・軍事評論家)「プーチン大統領はこれまでも核の脅しを口にしてきたが、実際に準備態勢をあげるとカメラの前でいったのは初めてではないか。経済制裁に核を準備するというのは釣り合っておらずちぐはぐ。危機感を持っていることの表れではないか。停戦交渉でロシア側は『ウクライナ非武装化』『NATO非加盟』『ゼレンスキー政権即時退陣』の3つの要求をしているが、ウクライナ側は簡単にはのめない」

   石原良純(気象予報士・タレント)「銀行で金かしてくれないからといって拳銃を持ち出しちゃいけない。撃つとしたら核はどこに撃つのか」

   小泉悠「第一段階は被害が出ない海上や無人地帯を標的にする。ホワイトハウスでこうした事態を想定した図上演習を行ったことがあるが、ロシアに撃つと全面核戦争になるので、同盟国のベラルーシに撃つ。こうしたことを想定した演習をやっていたというのは不気味な話」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「戦争は許されないものだと思っている。バイデン大統領はプーチンと呼び捨てているが、ロシア国民の意思ではないということを強調していると思う。軍事対軍事の論理でいけばエスカレートしていく。厭戦気分が高まるくらいしか止める方法がないのか」

   小泉悠「ロシアで反戦デモが起きているが、これだけ大規模なデモが起きるのは見たことがない。ロシア国民からみても『プーチン何やってるの』という状況だが、これで簡単に戦争が終わるとは思えない」

(みっちゃん)

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