給付金「不正受給」セミナーの実態 「堂々と受給して使いましょう」

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   新型コロナの持続化給付金10億円詐取グループの谷口光弘容疑者(47)と家族は、各地でセミナーを開いて虚偽申告するための名義人を集めていたが、セミナーとはどんなものなのか。けさ2日(2022年6月)の「THE TIME,」は、別のセミナーだが、やはり不正受給をするためのセミナーに潜入取材したジャーナリストの奥窪優木氏の話を紹介した。

  • 多額の給付金詐取が問題となっている(写真はイメージ)
    多額の給付金詐取が問題となっている(写真はイメージ)
  • 多額の給付金詐取が問題となっている(写真はイメージ)

「THE TIME,」でジャーナリストの奥窪優木氏が解説

   司会の安住紳一郎「口コミや紹介で人集めをして、個人事業主、主婦、フリーター、学生などが参加していたそうです。LINEグループに招待され、会場ではスマホの電源を切ってくださいと言われ、参加者同士の連絡先の交換は禁止されました」

   「給付金メンバー募集 〇月〇日に都内でセミナー開催」というSNSで募集することもあるらしい。セミナーでは給付金がもらえる確定申告の書き方として、「去年の収入は赤字にするのがポイント」などとやり方が教えられる。そして、「経済を回すために堂々と受給して使いましょう」と煽り、サクラもいて「その通り!」と盛り上げたという。

   奥窪氏は「もともと参加した人自体も、不正受給だとわかっている人も当然いたはずで、それはかなり割合的に多い」と話している。

   これまで不正受給で逮捕・送検は3214件、被害総額は31億8400万円。安住が「摘発のニュースはしばらく続くかもしれません」といった直後に、東京国税局の職員が不正受給で逮捕されたという独自ニュースを番組進行の杉山真也アナが伝えた。捕まったのは塚本晃平容疑者(24)で、詐欺グループと共謀してウソの確定申告の書類作成を担当して120万円を受け取っていた。グループにはすでに逮捕・起訴されている元職員もいるという。

   詐取が横行していることは、申請受付担当者らも当時から懸念していただろうが、「とにかく早く配れ」と政権からせっつかれ、甘い審査で通してしまったということはないだろうか。

(カズキ)

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