「かっぱ寿司」社長の「はま寿司への裏切り」 「逮捕へ」に玉川徹は「産業スパイ小説」想起

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   「警視庁が逮捕状をとりました」ときょう30日(2022年9月)の「モーニングショー」で番組冒頭、MCの羽鳥慎一が速報で伝えたのは、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」の社長をめぐる事件のニュースだ。社長ら3人は、以前勤めていたライバル店の機密情報を不正に入手した疑いがもたれている。

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廣津留すみれ「一番やっちゃいけないことを...」

   逮捕状が出ているのは、「カッパ・クリエイト」の田辺公己社長(46)ら3人。田辺社長は2020年11月にカッパ社に入る前は「はま寿司」の親会社の取締役だったのだが、その「はま寿司」の元同僚から売り上げデータなどを複数回にわたって受け取った疑いがもたれている。「はま寿司」から刑事告訴を受けた警視庁が21年6月に家宅捜索を行っており、入手したデータが営業秘密にあたるとして、不正競争防止法違反容疑で逮捕する方針だ。

   かっぱ寿司は全国に約300店舗を展開。かつては回転寿司業界のトップだったが、現在は「スシロー」「くら寿司」「はま寿司」に次いで4位に低迷している。

   ANN社会部の生田目剛記者は横浜市のカッパ社の本社前から生中継で出演し、「田辺社長は入手した売り上げデータをもとに、売り上げの良いはま寿司の店舗の近くに、かっぱ寿司の店を出そうとしていたとみられています。田辺社長は、警視庁の任意の調べに容疑を認めています」と伝えた。

   羽鳥「コストと時間をかけずに出店場所を決められるという重要なデータだったようです」

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「機密情報を管理しなければならない社長が、前の職場から情報を持ってくるという一番やっちゃいけないことをやっていたということで、失望感も大きいですね」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「産業スパイ小説をそのまま見るような事件です。寿司チェーンというのはラーメンなんかに比べると、味での差別化がなかなか難しい。だから、どこに出店するかはとても大きいんでしょうね」

(キャンディ)

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