2024年 4月 24日 (水)

玉川徹、番組復帰で「私の慢心と驕り」反省 「これからは現場に足運び報告」

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   「故安倍晋三国葬儀」での菅義偉前首相の追悼の辞を「(作成に)電通が入っている」と発言し、「事実ではなかった」として謹慎処分を受けた「モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹(テレビ朝日)は、番組復帰となったけさ19日(2022年10月)の放送で改めて発言について釈明し謝罪した。今後は現場に足を運んで報告するといい、これまでの毎回のレギュラーコメンテーターとしては事実上、降板するようだ。

  • 番組サイトより
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「これからは現場に足を運び、取材をし...」

   オープニングのテーマ曲も流さず、いきなり司会の羽鳥慎一が「おはようございます。玉川さんの10日間の謹慎処分がきのうで終わりました。ここで玉川さんからあらためて説明、お詫び、そして今後についてです」というあいさつで番組が始まった。その玉川はいつものスタジオでなく、調整室みたいなところから出演した。

   玉川は「今回の私の事実誤認のコメントにより、ご迷惑をおかけした電通、菅前総理大臣に対しあらためてお詫び申し上げます。このような事実に基づかない発言をテレビでしてしまったということ、それは私の慢心と驕りであったことだと反省いたしました。申し訳ございませんでした」と謝罪し、深く頭を下げた。

   さらに、「謹慎の10日間、私は事実確認の大切さ、テレビで発言することの責任の重さを考え続けました。そして、事実確認こそが報道の根幹であると、その原点に立ち返るべきだと考えました。

   これまで私はスタジオでさまざまなニュースに対してコメントを続けてきましたが、これからは現場に足を運び、取材をし、事実確認をして報告する。その基本にもう一度立ち返るべきだと考えました。そして、その結果は羽鳥慎一モーニングショーでお伝えする、そういうふうな考えに、今回至りました。この間、報道局幹部とも話し合いを続け、このような私の考えを理解してもらいました。視聴者の皆様にもご理解いただけましたらありがたく存じます。今後、このような形で仕事を続けてまいりますが、ご支援のほどよろしくお願いいたします」と語った。

   今後は、肩書は別としてレギュラーコメンテーターとして毎日出演するのではなく、その時々の話題を取材して、リポーターとして報告するということのようだ。モーニングショーには「そもそも総研」という玉川のコーナーがあり、トピックスや医療、経済などの最新情報を報告して解説している。今後はこんな形で準レギュラーで出演するのだろうか。

   羽鳥も「基本に立ち返るというのは玉川さんの思いであり、テレビ朝日の考えであり、私も同じ思いです。これからは、玉川さんは現場に足を運びまして、取材して、玉川さん独自の目線で取材して、分析をして、番組で報告するという形を取らせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と伝えた。

(カズキ)

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