「silent」春尾先生(風間俊介)と奈々(夏帆)の「スピンオフが見たい」 甘酸っぱい大学時代に反響

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   木曜劇場「silent」(フジテレビ系)第8話が12月1日(2022年)に放送され、ろう者の桃野奈々(夏帆さん)と手話教室教師の春尾正輝(風間俊介さん)の大学時代の回想が反響を呼んだ。(ネタバレあり)

   青羽紬(川口春奈さん)と佐倉想(目黒蓮さん)が食事しているところに、紬のバイト先の後輩、田畑利空(佐藤新さん)が通りがかる。挨拶を交わした後、利空が友人たちと「何か耳聞こえないっぽい」「えっ?」「マジ?」などと会話しているのが聞こえ、紬は微妙な表情になった。店を出た後、想が「一緒にいるの恥ずかしいよね?」「手話で話すの疲れるでしょ?」と紬にたずね、2人の間の空気がやや重くなってしまった。

  • 手話を通じて…
    手話を通じて…
  • 手話を通じて…

他の学生に手話を教えていると...

   想に言われたことについて、紬が手話教室で正輝に「どうすればいいんですかね。一緒にいたくているだけだし、手話だって、話したくて覚えただけだし」と相談すると、正輝も「本当ですよね。どうしたらよかったんですかね」とこぼした。

   正輝は大学院生の時、講義を文字で入力してろう者に伝える「パソコンテイク」のボランティアを通じて奈々に出会った。「就活のため」「相手する子、耳聞こえないから、余計なコミュニケーション取らなくていい」とドライな理由で始めた正輝だったが、2度目の講義で奈々が「授業サボりたいです」とパソコンに入力したのをきっかけに、互いの話をするようになる。

   「顔を見て話したいと思った。彼女の言うありがとうを、そのまま受け取れるようになりたかった」として、正輝は奈々に手話を教わるようになり、2人はさらに仲を深める。

   しかし正輝が他の学生たちに手話を教えているのと、テーブルの上に「手話通訳士への道」という本があるを見て、奈々は怒って立ち去ってしまう。

   追いかけてきた正輝に、奈々は「遊び道具みたいにされてて不快だった」「あの人たち手話に興味があるんじゃない。いい人って思われたいだけ」「仕事にしてほしくて手話を教えたんじゃない」などと思いをぶつける。

   何を言っても聞く耳を持たない奈々に、正輝は「めんどくさいな」とこぼしてしまう。手話を使わずに「めんどくさいよ。何に怒ってんのかわかんないし、こういう道に進むの喜んでもらえると思ったのに」とぶちまけた正輝に、奈々は「手話できるんだからしてよ。唇読むの疲れる」と怒る。

   正輝は手話で「俺だって疲れるよ!耳聞こえんのにわざわざ手話で話すの。すごく疲れる」と言い返し、奈々は「授業サボるんじゃなかったな」と言い残して去っていった。

   それ以来2人は、大学構内ですれ違っても言葉を交わさなくなってしまったのだった。

   正輝は「言葉は通じるようになったのに、顔を見て話せるようになったのに、押し付けた善意で終わった」と振り返った。

「聞こえるとか聞こえないとか関係ないって思いたい」

   8年ぶりに再会し、手話教室を訪れた奈々は、「手話仕事にしたんだね」「夢叶えたんだね。おめでとう」と笑顔を見せる。

   紬と想の話題では、「あの2人上手くいくと思う?」と聞いた正輝に、奈々が「上手くいくといいなって思ってる。聞こえるとか聞こえないとか関係ないって思いたいから」と答え、正輝ははっとしたような表情ののち、「そうだね」と返した。

   すれ違ってしまった大学時代を経て、和やかに手話を交わせるようになった正輝と奈々に、ツイッターなどでは

「春尾先生と奈々ちゃんの学生時代、甘酸っぱいなあ。。風間くんと夏帆ちゃんの演技、胸にくる」
「奈々ちゃんと春尾先生のストーリー...なんだか切なかったけどほっこりするシーンもたくさんあってすごいよかった」
「春尾先生と奈々のスピンオフだけで10話見たい」

といった声が上がった。

(TT)

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