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銀行の政治献金自粛 安倍首相のパフォーマンス大手銀が政治献金の再開を検討していた問題で、安倍晋三首相は06年12月19日、自民党の銀行からの献金受け取り自粛を決めた。年内再開を目指していた三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)とみずほフィナンシャルグループにとって、寝耳に水の出来事。安倍首相は銀行が法人税を納めていない現状では国民の理解を得られないことを理由に挙げており、少なくとも3年間は自粛が続くことになる。 ただ、今回の「銀行献金再開」は07年に統一地方選と参院選を控え、少しでも政治資金を得たい自民党が、日本経団連を通じて銀行に働きかけたとされる。支持率低下に頭を痛める安倍首相が飛びついたパフォーマンスの面は否めない。 献金再開の理由は「企業の社会的責任」?![]() 自民党は銀行からの献金受け取り自粛を決めた
あおりを受けたのが全国銀行協会長を務める畔柳信雄MUFG社長だ。安倍首相が方針を示した同時刻、畔柳社長は会見で政治献金の意義に熱弁を振るっていた。個人献金が根付かない社会風土を嘆いて見せ、自身が個人献金する意向すら示したところ。「全く知らされていなかった」(三菱関係者)ため、はしごを外された格好だ。 3メガバンクは献金再開に並々ならぬ意欲を示す
ところが、公的資金を完済した3メガバンクは献金御三家と呼ばれた血が騒ぐのか、過去最高益の達成で高いプライドを取り戻したのか、献金再開に並々ならぬ意欲を示す。その背景には、奥田氏が再開した企業献金の流れを受け継ぐ、財界活動に熱心な三木氏の姿が見え隠れする。もらえる金はもらっておこうという自民党の姿勢を見透かした、というわけだ。MUFG内には献金再開に慎重な意見も少なくなかったが、畔柳社長以下の意見は三木氏に一蹴された形だ。 ads by Overture
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