楽天子会社がTBSの会計帳簿の閲覧を求めた仮処分申請訴訟で東京高裁(都築弘裁判長)は2007年6月27日、楽天側の即時抗告を棄却する決定を下した。決定理由として、両社がともにインターネット事業を展開していることを挙げ、「楽天とTBSの事業は競争関係にある」と指摘した。TBSは同日、「当社の主張がほぼ全面的に認められた」とのコメントを発表した。一方、楽天は「請求を認めなかったことは極めて遺憾」とした上で、「訴訟の提起などを通じ、引き続き当該書類の閲覧・謄写を求めていく」とのコメントを発表している。この仮処分申請では東京地裁が6月15日に却下を決定し、楽天が即時抗告していた。
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