「貸し渋り」を銀行検査の重点項目に 金融庁

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   金融庁が2008年8月19日に発表した2008事務年度(08年7~09年6月)検査の基本方針によると、(1)シンジケートローンや証券化スキームに対する貸出に対応する的確なリスク管理態勢の構築(2)国際業務を展開する金融機関の管理態勢の整備(3)顧客保護の推進・利用者利便の向上への対応(4)中小企業・地域金融への円滑な金融仲介への対応――を重点的に点検する。

   景気後退で中小企業の経営が悪化するなかで、「貸し渋り」「貸しはがし」については多くの苦情が金融庁にも寄せられている。中小企業向け貸し出しでは、不動産担保や個人保証によらない融資への注力度合いや、金融機関側の都合による融資拒否など、円滑な金融仲介機能を果たしているか調査するとともに、「貸し渋り」の実態に踏み込む。

   なお、07事務年度に検査を実施した銀行や信金・信組等は287。08事務年度は285を予定している。

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