イスラム教徒の男性が着る白い民族衣装 高級品は日本製、高値でも人気

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   アラブのイスラム教徒の男性たちが日々身に着ける白い民族衣装。この民族衣装の素材として今、最も人気なのが日本メーカー製の生地だ。

   フォーマル用や富裕層に好まれる高級品市場では「ほぼ100%が日本製」(繊維業界関係者)という。長く「斜陽産業」と呼ばれてきた日本の繊維業界だが、海の向こうの新たな市場で花を咲かせている。

生地の品質で差をつける

   この民族衣装は、長袖で足首まで覆う長いシャツドレス。小売店で好みの生地を買い、縫製屋に持ち込んで首回りや袖丈などを採寸、オーダーメードで作る。

   民族衣装のデザインは定型で、色も白と決まっている。このため、他人に差をつけようとすれば、ポイントになるのは生地そのもの。ということで日本製に注目が集まった。現在、日本メーカーでは東洋紡やシキボウ、東レグループの一村産業などが生地を輸出しているが、いずれの生地も柔らかく、しわにならないなど、「風合いの良さは、他の国の製品と比べものにならない」(繊維業界関係者)という。

   さらに賞賛されているのが「白」の色だ。何の変哲もない無地だろうと思ってはいけない。黒などに比べ、白は均一の色合いを出すのが難しいのだ。安価な製品だと、まだらになっていることも珍しくないが、日本製は均一で美しい白を実現している。

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