2024年 4月 20日 (土)

「大きな哺乳瓶」で育てると赤ちゃんは太る 満腹・空腹のサインを見逃すな

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   最近、赤ちゃんの肥満が問題になっているが、大きな哺乳瓶でミルクを与えると、普通の哺乳瓶で育てるより体重が増えることがわかった。親がつい飲ませすぎてしまうようだ。

   米ノースカロライナ大学のチームが研究をまとめ、小児科学誌「Pediatrics」(電子版)の2016年6月7日号に発表した。

  • 哺乳瓶は小さいものを使おう
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体重に加えて肥満度も大きくなった

   研究チームは、母乳や搾乳ではなく粉ミルクだけを与える乳児298人を対象に、生後2か月から6か月までの体重と身長の変化を調べた。298人のうち約半数が、6オンス(約29.5ミリリットル)以上の「大きな哺乳瓶」を使っていた。

   6か月たった時点で、全体では体重は平均約6ポンド(約2.7キロ)増えていたが、「大きな哺乳瓶」を使った赤ちゃんは、それ以下の哺乳瓶の赤ちゃんより、増加量が0.21キロ多かった。また、肥満度を表わす「体重・身長比」(身長に対する体重の比率。大きいほど太り気味)も大きかった。

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