「好きだ、好きだ」車から引きずり出し女性殺害 ストーカーが殺人者になるトキ
こんなヤツが現れたんじゃたまったもんじゃない。函館できのう(26日)朝、ストーカーの男(22)が元同級生の会社員の女性(23)を刺して死亡させた。男はいったん逃げたが、自分で110番してきて殺人の疑いで逮捕された。
男は中原哲也、被害者は無量林智子さん。2人は北海道教育大学函館分校の同級生で、智子さんとは、教育実習で同じ学校になったことで、一方的に好意を寄せるようになったらしい。
きのう朝は、出勤する智子さんを母親が送るため自宅前で車に乗り込んだところへ、レンタカーで進路をふさいだ中原が、智子さんを車から引きずり出し刺したという。死因は出血性ショック死。母親も止めようとしてけがをした。
中原は大学では陸上部に所属するなどしていたが、自分のことをしゃべり出すと止まらないようなところがあって、人間関係をうまく作れないようだったという。
中原は智子さんの職場まで押しかけて来るなどしていたが、会社では「次にまた来たら、警察を呼ばないと」というような状態だったらしい。きのうは、レンタカーを借り、出勤時間に合わせるなど、犯行は計画的だった。
小倉智昭は「ストーカーだといっても、いつ(警察に)いったらいいのか。難しいですよね」というと、竹田圭吾も「桶川のストーカー殺人でも、どこからという判断は難しい。未然に防ぐのは‥‥」と。
「大人になる過程で人を好きになることはあるけど、それが実らないことだってある。それで相手を殺してしまう」(小倉)
「自分が苦しいからと、相手が消えてしまえばとは、あまりにも短絡的」(佐々木恭子)
「死んでしまいたいのはわかるが、相手を殺すというのはどう考えたって好きな人に対する思いではないよね」(小倉)
「また、お母さんの目の前ですよね」(山崎バニラ)
これもまた、KYの果てか。子どもの時から人と向き合うしかないのだが‥‥