2024年 3月 29日 (金)

この時期に「朝青龍」本出す内舘・朝日新聞の「品格」

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   朝青龍が調子を上げてきている、という話のはずなのに、なぜか主治医の本田昌毅氏(37)から始まった。「横綱がたまり席を2つ用意してくれて・・・やさしい」と。それはいい。で、話は婚約者の王理恵さんのほうへいく。こういうのを下司というんだ。品性下劣。

   その朝青龍は、自らは「万全じゃない」といいながらも、次第に調子をあげて、目下は白鵬と1敗で並んでトップを行く。その闘いぶりを追うのかと思ったら、わきから水をぶっかけるような話になった。

ライバルがいないとダメ

   横綱審議委員の内舘牧子さんが、本を出したというのだ。「お帰りなさい朝青龍」というタイトルだが、その意味は「モンゴルへ帰れ」というものらしい。内舘さんの主張は以前からはっきりしている。「朝青龍は引退すべき」「強いだけが横綱じゃない」。

   この本の中でも、「引退しなかったことで、朝青龍はわたしの番付からは消えた」と書き、さらに朝青龍が横審に謝罪をしたとき、かけた言葉を記している。

   「大相撲ってめんどくせぇなぁと思っているでしょう。他のスポーツなら強ければいい。だけど横綱は強いだけではダメ。日本人は相撲を大切にしている。それに対してどういう態度が正しいか考えて。それが品格につながる」と。

   まあ、書く方もそれを出す方(朝日新聞)もいい神経している。この時期にこの本を、とはまさにまさに際物、賭けみたいなものだ。これもまた下司の部類ではないのか。白鵬が1敗を喫したとき内舘さんは「千秋楽で白鵬が負けたら、だれが喜ぶのよ」といったとか。わかる。負けたら品格なんか吹っ飛んじゃうからね。

   赤江珠緒が「両横綱が1敗で並んでますね」

   鳥越俊太郎は「初めはどうかなと思ったが、だんだん調子があがっている。横綱決戦で盛り上がる」

   「ご本人も、乗ってきた。相撲の流れが出てきたといってますね」(赤江)

   伊集院光は「もの凄いプレッシャーで、相撲の正義を背負ってるような」

   小木逸平も「白鵬もぴりっとしている。プレッシャーを良い方へ生かせればいいが」

   赤江は「スポーツはライバルがいないとダメ」

   小木が、「この星勘定なら禊ぎはすんだとみていいんじゃないか」という横綱審議委員の声を伝えた。

   これに伊集院が「それでは、強ければいいということに戻っちゃう」

   小木は「品格という視点でない人もいるのかもしれない」

   みんな素直に土俵を見ているのがわかる。が、横綱2人ともモンゴル人で本当によかった。もし、白鵬が日本人だったら、どうなっちゃうかと、ちょっと背筋が寒くなる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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