「フクダ」シティが米国にあったら……
米大統領戦の候補指名争いで3月4日4州で行われた予備選は、激戦の民主党はヒラリー・クリントンが3勝1敗と連敗を脱して、土壇場で踏みとどまった。満面の笑みで「闘いを続ける」と叫ぶクリントン。しかし、獲得代議員数ではいぜんオバマが優位で、なお予断を許さない状況が続く。
高木美也子は、「両者は元々、同じくらいの資金があったが、クリントンは本選挙のためにとっておいた。一方のオバマは全力投球した。クリントンが戦略を間違えたんです」と見る。
「自信過剰だった?」とみのもんた。
「そう、初めは勝ってると思ってたからね」と嶌信彦。「大きいところは全部クリントンさんが獲ってる。それから、女性、30歳以上、ヒスパニック、所得の低い人たちもね」
みのは「有色系のオバマさんが大統領になったら、どうなるんだろうと興味津々」と珍しく乗り気だ。
そのノリで、番組の後半では、小浜市できのう(5日)開かれた「勝手に応援する会」のフィーバーぶりを紹介した。集まった市民300人。開票にあわせて「オバマ、オバマ」と連呼し、「オバガールズ」がフラダンスを披露、応援歌を歌いもする。
Tシャツやらオバマンジュウとか、「オバマロール」というのは、ロールケーキの中身が栗きんとんで、「クリントンを包んじゃう」なんてだじゃれに近い。
TVカメラは20台以上。アメリカ、フランス、オーストラリアもいる。CNN東京支局の女性キャスターは「地球の反対側の町の名前が同じという偶然を伝えにきた。餅の名前も知られるでしょう」と。
「オバマさんが当選したら、ホワイトハウスに呼ばれるよ」(嶌)