「見出しに釣られた! でもいいか」 「許してしまう」名曲パワー

2008/6/24      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント(1)  

   1980年代後半に「Never Gonna Give You Up(ギヴ・ユー・アップ)」「Together Forever(トゥゲザー・フォーエバー)」などのメガヒット曲を歌ったイギリス出身のポップシンガー、リック・アストリー。その後は日本ではあまり目にしないが、じつは彼の人気がネットで再来しているという。

   さっそく調査してみると、「Rick Roll(リックロール)」と呼ばれるイタズラがリック人気の背景にあることがわかった。その典型的な手口は、掲示板やウェブ上に「ブリトニーの最新お宝動画」といった人目をひく言葉でリンクを張る。もし、宣伝文句に釣られてうっかりクリックすると、期待に反してリックの歌う「Never~」を聴かされることになるのだ。

   このイタズラは、昨年あたりから英米圏で爆発的に流行しはじめたという。動画「Rick Roll」のYouTube(ユーチューブ)での再生回数は1500万超。これは他の80年代人気アーティストとは桁違いの数字で、リックロールの被害者の多さが忍ばれる。

   6月24日現在も、コメント欄には「クソ、リックロールにひっかかった」などの書き込みが数分単位でひっきりなし。コメント数は6万件を超え、現在も猛威をふるっていることがわかる。不思議なのは、49000件もの動画の「評価」点が5点満点中、4.5点と高いこと。リックのさわやかな歌声と力感にあふれるダンスのおかげで、騙されても不快な気分にならずにすむのかもしれない。

   それにしてもイタズラの小道具に使われた本人は、リックロール現象をどう思っているのだろうか。米紙ロサンゼルス・タイムズの取材に、リックは「ヘンな話だけど、笑えるね。ただ、自分の娘がどう思ってるかが心配だけど」などとコメント。さすがは大物歌手だけに、鷹揚に構えているようだ。

   5月にはバナナラマ、ポール・ヤング、ABCらと英国ツアーを行ったという42歳のリック。一部では、これをきっかけに、来年2月の全米最大イベント、スーパーボウルのハーフタイムショウに出演するのではないかという観測もあるとかないとか…。

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