2024年 3月 28日 (木)

新首相の支持率「ご祝儀相場」で即解散

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   <テレビウォッチ>福田首相辞任劇の分析がひととおり済むと、話題は早くもポスト福田に移る。

総選挙に勝ちたいと…

   政治評論家の有馬晴海は「麻生さんが最有力。幹事長を受けた際に禅譲が約束されたという話もある」と言う。江田けんじ(衆院議員)は、総裁選挙には4人くらい立候補するだろうとし、「メディアの注目が総裁選に集まって盛り上がってしまう。自民党はピンチを逆転できるチャンスを得た。次期総理にご祝儀相場が出て支持率50%になったところで解散総選挙に打って出れば、民主党有利の情勢が一変する」とつづけた。

   宮崎哲弥も「福田さんは『総裁選をはなばなしくやってほしい』と言ったそうだけど、これは重要なポイントで、毎日のように報道されれば宣伝効果は大きい」と語る。首相辞任のタイミングが民主党の代表選挙つぶしを狙ったことをうかがわせる。

   テリー伊藤は「小沢一郎さんに勝つのはどっちかということ。小池百合子の方が可能性が高いかもわからない。総選挙に勝ちたいとなったら、小池に出ろ、という気持ちも高まるのではないか」と話す。

   麻生幹事長は、首相辞任を受けたインタビューで「(後任に自身が)適任と思わないわけではない」と意欲を見せ、小池元防衛大臣は「仲間と危機感を共有したい」と述べた。両者とも立つ構えのようだ。郵政選挙では反民営化に対する刺客となった小池元防衛大臣が、今度は『打倒小沢』の刺客役を担わされるのだろうか。

   江田は「自民党は生き残りのために、制約があるなかでベストの選択をしてきた。民主党は、代表選も含めて戦術、戦略を練り直さないといけない」と言った。今さら代表選に複数候補を立てるわけにも行かないだろうし、小沢民主はどんな手を打つのか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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