私見「クローズアップ現代」

自民総裁選VS米大統領選 「新たな歴史」つくるのは…

2008/9/ 5 15:55

   民主党バラク・オバマ対共和党ジョン・マケインが大接戦を繰り広げるアメリカ大統領選。一時は前者が10ポイント近い差をつけていた支持率が2008年8月に入って急接近、同月25日には、後者が2ポイント逆転した。

オバマブームに陰り

   共和党ブッシュ政権の「イラク政策で国際社会におけるアメリカの威信が大きく低下し、経済も停滞」(国谷裕子キャスター)し、民主党有利といわれる状況で、共和党が意外な善戦を見せているのは、オバマブームの陰りとマケイン陣営の戦略だと番組は伝える。

「オバマ氏は経済について平均的なアメリカ人が共感するような形で具体的なメッセージを打ち出せていない。そして、アフリカ系アメリカ人が大統領になることにわだかまりを感じている人たちがまだいるということ。一部の人たちは、自分は人種差別主義者ではないけれど彼を支持することに抵抗がある、と世論調査で語っている」

   オバマ人気が下火になった背景についてこう話すのは、30年にわたってアメリカ大統領選の取材を続けてきたという公共テレビPBSの女性キャスターだ。

   マケインにはグルジア情勢も追い風になった。グルジアに駐留をつづけるロシアを、彼はいち早く「G8から排除すべき」と強い口調で批判したのだ。一方のオバマは、対話での解決を主張している。タカ派対ハト派の構図といえるかもしれない。2人の支持率が逆転したのはグルジア紛争後のことである。

(続く)

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