2024年 4月 24日 (水)

ギリギリの山岳救助 「想像力」が必要なワケ

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<テレビウォッチ> 富山県に住んでいると、すぐそこに立山連峰を感じることができる。天気の良い日には恐ろしいほど峰々がくっきりと見える。富山県出身の私はそれを見ながら自転車にまたがり、高校まで通っていた。その立山連峰の中に、ひときわ登山者を魅了する山がある。標高2999メートル、剣岳だ。

剣岳と富山県警山岳警備隊

   私は、剣岳はとても恐ろしい山だと聞いて育った。映画『劒岳 点の記』を観ても、この山が持つ恐ろしさをうかがい知ることができる。そして実際、遭難のニュースもよく耳にする。そのニュースで必ず耳にするのが「富山県警山岳警備隊」。遭難者を救助するスペシャリスト集団である。今回のプロフェッショナルはその現場リーダー・山田智敏。

   剣岳はただでさえ危険度の高い山である。そこから遭難者を救出するためには、登山テクニック・体力・搬送技術ともにトップクラスの腕が必要である。その現場に30歳で配属、39歳にして「韋駄天」の異名を持つ山田。その彼は、救助に必要なのは「想像力」だと語る。

「山の中って危険な場所ですよね。遭難者がどういう状態にあって、どうやって救助すればいちばん早くて安全か、というのを考えながら行かないと。想像力や創造力。イマジネーション」
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