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オリンピック報道「総力戦」 テレビ局員の「本音」

【 放送作家モジョ日記 】
08/8/16 コメントを見る・書く(6)
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   「おつかれさまっす」

   「どう、仕事忙しい?」

   「いや〜、オリンピックに駆り出されなかっただけ、ラッキーっす」

   「だよな〜」

   日本中が、連日盛り上がっている北京五輪。

   この時期、放送局を歩いていると、こんな会話があちこちから聞こえてくる。

   4年に1度のお祭り、各局あげての放送合戦。それを支えているのは、実はスポーツ局の人間だけではない。普段ドラマを作っているスタッフ、バラエティーを作っているスタッフも五輪放送に駆り出されているのだ。

   競技によっても異なるのだろうが、国を挙げてのお祭り騒ぎ。スタッフの人員も足りなくなる。そこで、スポーツとはまったく関係のないスタッフもオリンピックの応援要員として駆り出されるのだ。

   では、どのような業務をしているのか? 野球中継の応援で呼ばれたスタッフの話によると、送られてくる競技映像の試合得点の表示に間違いがないかをチェックするのが仕事なんだそうだ。普段から熱狂的な虎キチの彼。野球に詳しいという理由で、野球中継の応援になったのか? と尋ねたところ、まったくの偶然の割り当てだったそうだ。

   どんな業務であれ、世界的なイベントに参加できることは、光栄に思う。しかし、当の本人たちにとってみれば本来の業務に支障が出る、休みが取りにくいなど、あまり人気がないらしい。

   ところで、かつてワールドカップや冬季五輪のラジオ中継で、驚いたことがあった。なんと、スタジオでテレビを見ながら、アナウンサーと解説者がワーワーいいながら、実況と解説をしているのだ。現地から世界共通の映像と音声だけ伝えられてきて、東京のスタジオで実況をする。おそらく海外プロスポーツの中継などは、この手法を取っていると思われる。映像と音声、そして実況解説音声の3つがミックスダウンされ生放送されると、まったく違和感がない。

   だが、スタジオの脇で見ていると、かなり面白い。大の大人2人が大型テレビを食い入るように前のめりになりながら、テレビに話しかけているように見えるのだ。配信映像に実況をつけるのは、相当難しいのだろうが、どこか実況ごっこ遊びのように見えてしまい、クスっと笑ってしまった。申し訳ありません。

   さて、五輪放送と言えば、マイナーな競技も配信映像をもう少し放送してほしいと思うのは、私だけだろうか? 視聴率以上に放送権の問題が大きく左右されそうだが、たまには普段見られないスポーツ中継も見て見たくなるものだ。

踊るオサムン

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