2019年 10月 22日 (火)

価格高騰「金騒動」広がる 問い合わせ殺到で電話パンク

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   金の価格がすごい勢いで高騰を続けている。貴金属事業を展開する田中貴金属グループによると、2008年1月10日の販売価格は1グラムあたり3288円、買取価格が同3226円で、3日前(7日)と比べても103円上昇した。1月7日と10日にはフリーダイヤルがつながりにくくなるほど、問い合わせが殺到。地金を取り扱う店も、売却したいお客で、てんやわんやの混乱状態だという。一方、東京都内の質店ではゴールド・ジュエリーを持ち込む人が増えていて、ちょっとした「金騒動」になっている。

順番待ちの列ができ、数時間待たなければ応対できないほど

価格の高騰が続いている「金」
価格の高騰が続いている「金」

   田中貴金属工業の話では、「これほどの右肩上がりが続いている例は、記憶にありません」(貴金属部)という。金価格の高騰は、2007年夏以降の米サブプライム問題をきっかけとした世界的な株安によって、投資資金が商品相場に流入していることが背景にある。「金の市場は株式市場に比べると圧倒的に狭いマーケットなので、大量の資金が流れ込むと、それがすぐに価格に大きな影響を及ぼすことになるんです」と説明する。

   同社が取り扱う金の買取価格は07年12月11日に1グラム3000円台に乗り、この1月10日には前日比1円高の3226円に達した。前年同日の価格は2438円だったから、じつに788円も上昇したことになる。

   この金価格の高騰で、田中貴金属グループのジュエリー・ショップには「利益を確定しよう」と地金を持ったお客が殺到している。店頭では順番待ちの列ができ、数時間待たなければ応対できないほどになっている。「確かな数字はわかりませんが、ふだんの4、5倍のお客様になっています」と話す。

   フリーダイヤルでの問い合わせも殺到して、回線がパンク寸前。同社はホームページで、7日と10日の2度にわたり「お詫び」している。

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