2020年 5月 28日 (木)

「格付け引き下げ」 アイフルはどこにいくのか

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   消費者金融大手の一角であるアイフルの長期格付けを、米格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスやスタンダード&プアーズ(S&P)が相次いで、2段階引き下げた。「Ba2」、「ダブルB」の格付けは「投機的」の水準で、ジャンク債寸前の扱いだ。消費者金融は、改正貸金業法への対応や過払い利息の返還請求などで収益悪化がとまらない。銀行グループに属するアコムやプロミスとの「格差」が広がり、「アイフルはどうなるのか」とささやかれている。

ダブルBは「投機的」の評価

   アイフルの格付けは、ムーディーズが「Baa3」から「Ba2」へと2段階引き下げたのに続いて、S&Pも「トリプルBマイナス」から「ダブルB」に格下げした。

   格付けは債券を発行した企業が、元本と利息をきちんと支払えるかどうかの目安となるが、ムーディーズの格付けは最上位の「Aaa」から最下位の「C」まで21段階。アイフルの「Ba2」は上から12番目の水準で、格付けの見通しを「ネガティブ」、投資判断を「投機的」と評価した。

   S&Pの「ダブルB」は22段階のうち上から12番目で、「不確実性、脆弱性を有する」という評価だ。ちなみに、S&Pは武富士も「ダブルBプラス」に1段階格下げ、アコムは「トリプルBプラス」、プロミスは「トリプルB」に据え置いた。

   いずれにしても、アイフルは大手4社のうち最低の評価となった。

   格下げの理由についてS&Pは、アイフルは09年3月期末の連結有利子負債9178億円のうち、1年以内に返済期限を迎える債務が4370億円と大きいこと、また「資金調達の柔軟性が制約される」と指摘している。

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