2019年 1月 22日 (火)

NHK紅白「K-POP」出場者ゼロ 「少女時代」「KARA」報道すべてハズレ

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   大晦日の「NHK紅白歌合戦」出場が決定したなどとスポーツ紙で報じられていた「少女時代」「KARA」「BIGBANG」などの名前が出ず、「紅白」に韓国の「K-POP」は1組も出場しないこととなった。

   今年の紅白歌合戦の出場者は、初出場のAAA、西野カナさん、植村花菜さんらを含む出場歌手44組が2010年11月24日に発表された。しかし、その中に「K-POP」のグループはなかった。今年は日本で「K-POP」旋風が巻き起こっていたはずなのに、どうして出場がゼロになったのだろうか。

韓国の有力紙も日本報道を引用

   「スポーツニッポン」は10年11月21日付けの記事で「KARA」と「BIGBANG」の出場が決定したと報じ、「BIGBANG×KARA 紅白で韓流対決!」と大きな見出しを躍らせた。他のスポーツ紙も同じで、「K-POP」グループの「紅白」出場決定を報じている。これを受け、韓国の有力紙「朝鮮日報」や「中央日報」も日本の報道を引用し、「KARA」「BIGBANG」の出場が決まったなどと日本語の電子版で報じていた。

   「K-POP」に関しては、NHKが「少女時代」の来日を「ニュースウォッチ9」のトップで報じたり、「K-POP」のドキュメンタリーを制作、歌番組にも頻繁に登場させたりしたことで「紅白」に複数のグループが登場するのではないか、とみられていた。

   しかし、フタを開けてみると「K-POP」の出場者はゼロで、全てが誤報という結果になってしまった。どうしてそうなってしまったのか。NHK広報によれば、誰が出場するかについては発表ギリギリまで知らせないのが慣例のため、スポーツ紙の報道は推測の範囲で書かれたものという。なぜ「K-POP」が一組も入らなかったかについては、

「選考課程に関することはお話しするわけにはいかない」

と話した。

中高年の間で知名度がいまひとつ

   音楽評論家の加藤晋さんによれば、「K-POP」が1組も入らなかったのはある意味当然の結果だった、という。「少女時代」など「K-POP」旋風が巻き起こったのは今年夏以降の短期間の出来事であり、「紅白」のメイン視聴者である中高年の間で知名度が高いかというとそうでもない。昨年出場した「東方神起」は主婦など中高年女性の追っかけも多く、それと比較しても出場させるインパクトに欠けていた、と分析する。そして、「AKB48」といった女性グループが出るため、さらに女性グループを増やしてもバランスが合わない、という。

「あくまで紅白は日本の番組ですから、K-POPを入れて日本の歌手を外す価値があるのか、視聴率が取れるのか、ということです。日本人歌手を外す方が番組や日本音楽界の痛みが強く出る。だから出場を見送ったというのが真相だと思います」

と加藤さんは話している。

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