2024年 4月 26日 (金)

自転車で事故起こして運転免許停止 「それは本当なのか」と驚きの声

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

県警「自動車でも違反を犯す恐れが高い」

   道交法103条第1項8号は、免許停止処分の事例として

「前各号に掲げるもののほか、免許を受けた者が自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあるとき」

   となっている。

   同課は

「自転車でこのような道交法違反をした人物が自動車免許も所持している以上、同じような違反を犯す恐れは高いとみて処分せざるを得ない」

   と指摘する。自転車でもルールを守らずに事故を起こした場合、職業運転手などは仕事を失う恐れさえあるということなのだ。

   150日もの免許停止を受けた男は処分に抗議することもなく、「大変申し訳ないことをした」と話しているという。ちなみに自転車運転については免許がない以上、「こちらが自転車に乗るなとは言えない」(運転免許課)とのことだ。

   自転車運転による道交法違反で自動車運転の免許停止になるケースは全国でも数少なく、札幌で2005年に自転車が脚立に衝突して乗っていた男性を死亡させ逮捕された男のほか、2011年5月に大阪で国道を自転車で横断して2人死亡の交通事故を誘発し、実刑判決を受けた男に続いて今回が全国3例目と見られる。

1 2
姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中