2024年 5月 5日 (日)

「塀の中」は虫だらけで臭く、食事もひどい ムショ暮らし押尾学の悲鳴は本当か

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わざとキツい仕事を押し付けられるなど「いじめ」も

   各地の刑務所で17年の服役経験を持ち、『刑務所ぐらし』(道出版)などの著書がある作家の中野ジローさんは、刑務所に虫は当たり前のように出る、と語る。

「ダニや南京虫はもちろん、こぶし2つ分ほどの大きさの蜘蛛や、こぶし大まで育った便所こおろぎも見たことがあります。刑務所の実情はなかなか知られていませんが、衛生面、また医療なども本当にひどい状況ですよ。初犯だとびっくりするのは無理もない」

   また押尾受刑者が担当する炊場は、若く体力のある受刑者が主に担当するような仕事で、米や野菜などを運ぶかなりの重労働だという。上下関係も厳しく、わざとキツい仕事を押し付けられるなど「いじめ」も起こりやすい。

   その分食事面では比較的優遇されているが、にもかかわらず体重が減っているとすれば、刑務所側の管理が厳しいか、あるいは精神的に追い詰められているのでは、と中野さんは推測する。

「有名人の場合どうしてもいじめの対象になりやすいですし、それこそ『掘られる』危険もある。刑務官が特別扱いをしている様子もないし、また外部からの支援も少ないのでは。手紙の内容は刑務所側がチェックしていますから、実際にはここに書かれている以上にキツい状況かもしれません」
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