2024年 4月 25日 (木)

燃えてる人間を消火、パニック乗客を誘導... 「のぞみ号」自殺事件、JR乗務員に「対応素晴らしい」の声

「訓練は数多く、さまざまな事態に対応できるようにしている」

   さらには、事件の影響で続々と遅れて到着する新幹線から降りてくる乗客一人ひとりに対する駅員の接客も絶賛されている。

   ツイッターでは、

「本日の新幹線の事件で散々な思いをしたのですが、無事東京に戻り改札を出る際にあまりにも駅員さんが『本日は本当に申し訳ありませんでした』と言い続けるので、逆に今日一日ご苦労様と言ったら、そんな事言われたら涙が出ますと泣かれてしまいました。日本人の職に対する意識の高さにこちらも涙が出てきました」

と、こんなつぶやきが拡散され、

「本当に駅員さんはじめJRの方々は貶されることがあっても褒められることがありませんよね。でも、彼ら彼女らの真摯な仕事ゆえに安全運行があるわけで、私も感謝しながら使いたいものだと思います」
「乗客も働く方々も何も悪くはない!日本の美学=人を思いやれるココロ。そこに私も泣かされました!」

と、JRの駅員の対応に感服する声は少なくない。

   JR東海は、「異常時の対応については、運転士、車掌にそれぞれ取り決めがありますが、その内容については控えさせていただきたい」と話すが、「ただ訓練の数は多く、さまざまな事態に対応できるようにしています」という。

   JRでは乗務員、駅員を問わず、単にマニュアルを覚えるだけでなく、「自分で考えて行動することを身につけてもらう」よう、心がけているようだ。

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