2019年 10月 16日 (水)

「ミス慶應」サークルだけじゃない 未成年飲酒で「解散」「停止」続出の慶大

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   「女子アナウンサーの登竜門」として知られてきた慶應大学三田祭の「ミス慶應コンテスト」が消滅の危機を迎えている。主催するサークル「広告学研究会」が未成年飲酒に関する不祥事を起こし、大学側から解散を命じられて16年のコンテストの中止が発表された。

   この団体は2009年にも公然わいせつをめぐる不祥事を起こし、翌年のコンテストが中止されたという経緯がある。これに加えて、12年と13年には慶大生が飲酒をめぐる事故で死亡。大学側は未成年飲酒に対して厳しい態度で臨んでおり、ここ2年で、今回のサークル以外に3サークルが未成年飲酒で解散や無期限活動停止の処分を受けている。いわば多数の「イエローカード」が出ている中での新たな不祥事で、ついに「レッドカード」が出た。

  • 慶大三田キャンパスの福澤諭吉像。未成年飲酒をめぐる不祥事が相次いでいる
    慶大三田キャンパスの福澤諭吉像。未成年飲酒をめぐる不祥事が相次いでいる
  • 2016年の「ミス慶應コンテスト」中止を知らせる主催者のツイート。未成年の飲酒が主な原因で「広告学研究会」が大学側から解散を命じられた
    2016年の「ミス慶應コンテスト」中止を知らせる主催者のツイート。未成年の飲酒が主な原因で「広告学研究会」が大学側から解散を命じられた

2009年「日吉駅全裸疾走事案」も影響か

   慶大は2016年10月4日、清家篤塾長名の「告示」で、同日付で広告研究会に解散を命じた。「告示」によると、9月2日に宿泊先で行った懇親会で複数の未成年者が飲酒。この懇親会では、

「互いを指名して飲酒するよう囃(はや)し立てる、或いはゲームの勝敗により酒を呷(あお)る等の危険な行為」

が確認されたとしている。「告示」では、

「過去にも問題を繰り返し惹起しており、大学はその都度指導に当たってきました」

などとして「前科」も加味した上で解散を命じたことを示唆している。この「前科」は、09年の「日吉駅全裸疾走事案」のことを指すとみられる。09年9月20日午前4時15分頃、メンバーの男子学生9人が東急東横線日吉駅(横浜市港北区)に隣接する商店街から駅構内にかけて数十メートルを全裸で疾走し、女子学生1人が、その様子をビデオ撮影するなどしたとされる。9人は当初、大人用紙おむつをはいて局部を露出した上で駅周辺を走り回っていたが、これがエスカレートして全裸になったとみられている。09年10月になって神奈川県警港北署などが10人を公然わいせつ容疑で書類送検し、大学側も「けん責」処分にした。この影響で、10年の「ミス慶應」は中止になった。

   こういった中での不祥事の再発で、大学側は

「団体の体質、運営実態が極めて不適当であることは明白」

だと断じている。

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