2024年 5月 5日 (日)

先制連続2ゴール「大迫半端ない」の嵐 「ポスト本田」の最有力FW!

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   「大迫半端ない」。1年4か月ぶりに日本代表に招集されたFW大迫勇也(26)が復帰早々に鮮烈の2ゴールをあげ、この言葉がインターネット上を埋め尽くした。

   群雄割拠を迎えつつある代表攻撃陣の中で、「ポスト本田」に一躍名乗りをあげた――。

  • 先制2ゴールの大迫勇也(画像は所属するドイツ・ブンデスリーガ・FCケルンの公式サイトから)
    先制2ゴールの大迫勇也(画像は所属するドイツ・ブンデスリーガ・FCケルンの公式サイトから)
  • 先制2ゴールの大迫勇也(画像は所属するドイツ・ブンデスリーガ・FCケルンの公式サイトから)

前半だけで2ゴール

   サッカー男子日本代表は2016年11月11日、カシマスタジアムでオマーン代表と親善試合を行った。2018年ロシアワールドカップのアジア最終予選でサウジアラビア代表との一戦を15日に控え、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督はオマーン戦をサウジ戦に向けた「テストマッチ」と位置付けていた。

   そんな中、3トップの中央で先発出場した大迫が結果を出した。前半32分、MF清武弘嗣が左サイドからクロスボールを放り込むと、ゴール前の大迫がダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。さらに前半42分、またも中央で持ち込んだ清武がペナルティエリア内の大迫にくさびのパスを入れると、大迫は冷静なトラップでターン。左足で一度切り返して相手DFをかわし、倒れながら右足で撃ったシュートがこの日2点目を奪った。

   高い技術で立て続けに2ゴールを取った大迫に、「半端ない」と発するツイッターユーザーが続出した。

「大迫半端ない(2回目)」
「大迫半端ないって!!!! みんな言い過ぎ」
「久しぶりに大迫、半端なかった」
「大迫半端なかったらしいな」

   いまから8年前、2008年の第87回全国高校サッカー選手権で、鹿児島城西高の大迫に圧倒されて敗れた滝川第二高の主将が、試合後のインタビューで嗚咽をもらして絶叫した「大迫半端ないって」は、そのインパクトの強さから今なお語り継がれている。「大迫半端」はオマーン戦中、ツイッタートレンド入りしている。

本田圭佑に厳しい言葉が飛ぶ

   また、後半18分には途中出場のFW浅野琢磨(22)がPKをもぎ取って得点につなげ、後半アディショナルタイムには同じく途中出場のFW小林祐希(24)が代表初ゴールをあげる活躍を見せた。先発出場したFW齋藤学(26)は後半22分、複数回ドリブルで切り込んで持ち味を発揮した。代表3戦連続ゴール中だったFW原口元気(25)や、4年ぶりのA代表招集となったFW久保裕也(22)らも含め、若い戦力が躍動する場面が目立った。

   ハリルホジッチ監督は試合後、「たくさん良い発見ありました」とテストマッチに成果を見出した。一方で、「良くないこともはっきりしてきた」と述べている。

   ネット上でやり玉に挙がったのが、FW本田圭佑(30)だ。右ウイングで先発出場するも、後半15分に途中交代するまで大きな見せ場はつくれず、消極的なプレーや連携ミスも少なくなかった。厳しい言葉がツイッター上で飛んだ。

「本田の時間がただただ無駄だった...」
「うーん、本田のボールロストが多いような感じ」
「本田は調整のために出ていたのだろうけどサウジには出さないほうがよさそう」
「大迫凄いけど、本田圭佑がマジでヒドい。 足おせーし、フィジカル衰えたし良いところないやんけ」

   ハリルホジッチ監督は「まだトップパフォーマンスでない選手もいる。サウジアラビア戦に向けてしっかり考え、誰を起用するか調整したい」と残した。指揮官は新たな戦力を最終予選でも起用するのか、注目が集まる。

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