2024年 4月 27日 (土)

なめちゃいけないネコの癒しパワー 死亡率30%低下の調査も

「ゴロゴロ」音のヒミツ

   ネコがノドを鳴らす「ゴロゴロ」音に癒し効果があるとブログなどで発信しているネコ好きの人たちが多い。米国では実際にこれを計測したというレポートも。

   ノースカロライナにある研究施設の生物音響学者、エリザベス・ムゲンサラ―さんがさまざまなネコ科の動物の「ゴロゴロ音」を録音して解析したところ、イエネコのそれの周波数レンジは25~50ヘルツだった。音をめぐる研究で、ヒトなどが20~50ヘルツの音にさらされると骨密度が高まり痛みがやわらぎ、腱や筋肉への癒し効果があること分かっており、ネコのゴロゴロ音はまさにこれにあてはまるという。

   チーターやオセロット、ピューマ、サーバルキャットなどほかのネコ科の動物のゴロゴロ音は20~140ヘルツで、なかには150ヘルツもあった。

   ネコはまた自らの治癒力が高く、仮に骨折するようなことがあっても回復が早い。また病気などで手術をしても術後の合併症などもほとんどないという。

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