2018年 12月 14日 (金)
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「そだねー」を帯広の菓子メーカーが商標出願 「LS北見」の地元市民に感想を聞くと...

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   平昌オリンピックの女子カーリング日本代表「LS北見」(北海道北見市)の活躍で一気に注目を集めた言葉「そだねー」が、特許庁に商標登録出願された。

   出願したのが北海道帯広市の菓子メーカーだったことから、「なぜ地元・北見市ではない企業が?」といった疑問の声が寄せられ、メーカーは「独占するつもりはない」として、公式サイトで意図を説明する事態に。北見市民はこの騒動についてどう感じているのか。J-CASTニュース編集部が聞いた。

  • 「そだねー」を市外の会社が登録 市内の人は…(画像はイメージ)
    「そだねー」を市外の会社が登録 市内の人は…(画像はイメージ)

「なんで地元北見市と関係ない企業がこんな事を?」

   出願のニュースが流れたのは2018年3月22日から23日にかけて。帯広市の菓子メーカー「六花亭製菓」が3月1日に商標登録を申請した(区分は「菓子及びパン」)、と各メディアが報じた。同社は、北海道土産の定番として人気の「マルセイバターサンド」で知られる。LS北見が銅メダルを獲得したのは、5日前の2月24日。その前後から、テレビのワイドショーなどで「そだねー」に注目が集まっていた。

   報道を受け、ツイッターなどには

「帯広市の企業でしょ。なんでカー娘の地元北見市と関係ない企業がこんな事したの?」
「(権利は)カーリングチームにあるのでは?」
「一企業ではなく、もっと大きいところで持っとくべきでは」

といった批判的な声が出始め、会社に直接、苦情や問い合わせをする人も出た。

   こうした動きを受け、六花亭製菓は22日中に公式サイトへ「『そだねー』商標登録申請について」と題した文書を公開。同社では、これまでにも「めんこい」(かわいらしい)、「なんもなんも」(いえいえ、少しも。どういたしまして)といった北海道方言を製品名として使っており、今回も

「愛着ある言葉として使わせていただきたく、申請させていただきました」
と説明。申請中の別の商標(北加伊道)について、他社から利用の申し出があり、「ぜひお使いくださいと、先日ちょうどお返事させていただいたところでした」

と、独占する意図はないことを強調した。

「独占するつもりはない」

   J-CASTニュース編集部が23日、同社に話を聞くと、佐藤哲也社長が対応。22日の報道を受け、「なぜ、関係ない会社が出願したのか」「おかしい」といった電話が数十件は入っているという。佐藤社長は、

「独占するつもりはなく、同業他社を含め、申し出があれば、自由に使ってもらえるようにしたい」
「驚いた一方、これだけ反響があるのは、この言葉がそれだけ知られている、ということですね」

と話していた。

   もっとも、ネット上では、六花亭製菓の対応に理解を示す声も少なくない。不当な利用料などを得ようとする国内外の悪徳業者による商標登録を防ぐ狙いもあったのだろう、として、

「独占の意図がないのならば支持しても良い」
「わけのわからんよそ者に取られるのを防いだと見れば、お手柄だよ」

と評価している。

「できるなら北見市内の会社が...」「問題ないのでは」

   北見市民はどう感じているのか。J-CASTニュースが23日、市民数人に電話で話を聞いた。

   40代男性は「賛否両論あるでしょうが、個人的には、できるなら北見市内の会社が...と思いましたね」と残念そうだった。

   一方、菓子業界関係者は「特別、問題ないのでは」との見方を示した。まだ出願段階であり、審査には一般的に半年以上はかかる。「(『そだねー』の)人気がいつまで続くか分かりませんし、面倒な業者が取るより良いのでは」とも話した。

   観光関係の男性は、「最初にニュースを知ったときは、『えっ?なぜ市外の会社が?』」と思ったそうだが、「他の北海道弁を使って商品化している実績のある会社であり、商標登録をして難癖をつけるような面倒な業者対策という側面もあることを考えると、『アリ』かな」と理解を示した。

   北見市は、北海道東部に位置し、東端はオホーツク海に面している「オホーツク圏最大の都市」(市役所HP)だ。一方の帯広市は、十勝地方のほぼ中央にある。両市の中心部間の距離は、ルート検索サイトや個人ブログなどを見ると、車で一部、高速道路を使って2時間半から3時間程度かかるようで、間には複数の自治体をはさんでいる。

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