2024年 4月 29日 (月)

久保建英、いきなり大活躍! 「FC東京出てよかったな」の声にワケあり

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「彼の力が出しやすい」チーム

   今季FC東京でのリーグ戦は、15日の22節までに出場わずか4試合、それもすべて途中投入だった。最後の出場は4月14日までさかのぼる。一方の横浜FMでは、神戸戦後に「移籍してからいいことずくめ」と久保本人が語ったように、早くもチームにフィットしている印象もある。

   いきなり活躍できている要因について、元日本代表FWの福田正博氏は、27日放送の「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)で、

「久保建英はボールにたくさん触ってリズムを作る選手。移籍して、横浜F・マリノスはたくさんボールを触れる攻撃的なチームなので、彼の力が出しやすい。これからどんどん活躍するのではないか」

とチーム戦術との合致をあげている。

   久保は神戸戦、3-4-2-1の2(いわゆる2シャドー)の位置で出場。中盤の選手がボールを奪うと、ゴールシーンのように縦パスを受けられるポジションに移動し、相手を引き付けながらサイドや前線に展開する動きは、ミスもあったものの繰り返し試みていた。

   横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督がめざすのはボール支配率を高めながら攻めて出る、いわゆるポゼッションサッカー。もとより高いテクニックを持ち、「ボールにたくさん触ってリズムをつくる」タイプの久保がマッチしやすいであろうことは、各所で指摘されている。

   一方のFC東京・長谷川健太監督は、フィジカルとスピードを駆使して一気に点を取るサッカーが主体。屈強な肉体で得点ランキング3位(12点)に立つFWディエゴ・オリヴェイラや、俊足FW永井謙佑といった選手を攻撃の軸としている。フォーメーションもトップ下を置かない4-4-2が主体。久保のように最前線から少し引いた位置で組み立てる選手は「合わない」という声は、かねてから出ていた。

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