2019年 6月 17日 (月)

日本相撲協会は貴ノ岩にどんな処分を下すのか 「暴力決別宣言」から1か月あまり、責任問題に発展も

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   大相撲の幕内・貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=が、冬巡業中に付け人の貴大将(23)=同=に暴行を加えていたことが2018年12月5日、分かった。日本相撲協会が5日午後、発表した。協会による事情聴取によると、貴ノ岩は忘れ物をした貴大将が言い訳をしたとして平手と拳で4、5回殴ったという。協会は今年10月に「暴力決別宣言」を出したばかりで、今後、理事会で懲戒処分が検討されるが、厳罰処分が下る可能性は高い。

   昨年10月、貴ノ岩は巡業先の鳥取市内の宴席で元横綱・日馬富士関から暴行を受け、頭部を負傷した。貴ノ岩はこの負傷の影響で昨年の九州場所と今年初場所を休場した。この事件の責任を取る形で元日馬富士は現役を引退。一連の騒動は社会問題にまで発展し、貴ノ岩の師匠だった元貴乃花親方(元横綱貴乃花)が協会を退職する引き金ともなった。

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今年10月には「暴力決別宣言」

   元日馬富士の暴行事件に続く形で、今年3月の春場所中に当時貴乃花部屋に所属していた十両・貴公俊(たかよしとし、21)が支度部屋で付け人に暴行。関取の相次ぐ暴行事件を協会は重く受け止め、今年10月にプロスポーツの団体としては異例の「暴力決別宣言」を出した。協会が表明した「暴力決別宣言」は以下の通り。

一、 大相撲においては、指導名目その他、いかなる目的の、いかなる暴力も許さない。
二、 暴力と決別する意識改革は、師匠・年寄が率先して行い、相撲部屋における暴力を 根絶する。
三、 協会は、全協会員の意識改革のため、内容の濃い研修を継続して行う。
四、 協会は、暴力禁止規定を定め、暴力の定義、暴力が起きた時の報告義務、これを怠った場合の制裁、行為者を処分する手続きを明確にする。
五、 暴力が起きた際には、広報を重んじ、必要な情報は迅速に開示する。
六、 異なる部屋に所属する力士の間で、先輩・後輩を越えた上下関係や、指導・被指導の関係が形成されることを許容しない。
七、 研修、手続きの運用、その他、再発防止策の実行とその後の検証については、外部有識者を交え、開かれた形で暴力との決別を遂行する。

   この「暴力決別宣言」は親方衆をはじめ、関取や外国出身力士への「意識改革」を目的としてもので、特別研修の実施、外部有識者を入れたコンプライアンス委員会の設置なども決定していた。その矢先の関取による暴行事件に、角界が受けた衝撃は大きく、また、社会に与えた衝撃も小さくはない。

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