2024年 4月 26日 (金)

整備新幹線は「コスパ」見合うか さらに増えた建設費、誰が負担?

さらに国民の負担重くなる可能性も

   整備新幹線は北海道新幹線の新函館北斗~札幌間も着工済みだが、工事が本格化していないため、今回の建設費増には含んでいない。政府・与党は2019年度予算編成に向け、増額分の負担をどうするか議論していた。2019年度予算案で整備新幹線の国費負担分は前年度比37億円増の792億円となった。少なくとも今回、この国費分の負担増は明らかだ。

   自民党は整備新幹線の早期開業に向け、政府に国費増額を求めており、さらに国民負担が重くなる可能性が高い。整備新幹線の建設費は、JRが国側に支払う貸付料を充て、残りの3分の2を国、3分の1を地方が負担する仕組みとなっている。

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