2020年 1月 20日 (月)

原巨人「偏向補強」のツケ早くも... 野手陣好調だけど投手陣は課題だらけ

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   沖縄春季キャンプが終盤に差し掛かった巨人の投手陣の調子が一向に上がらない。春季キャンプ初の対外試合となった2月16日の韓国・サムスン戦を皮切りに、ここまでDeNA、韓国・KIA戦の3試合で計9失点。課題の中継ぎ、抑えの調整遅れが目立ち、シーズンを約1カ月後に控え、投手陣のほころびが見え始めた。

   3試合の練習試合は、昨オフの大型補強を象徴するような内容だった。巨額を投じてFAで獲得した丸佳浩外野手(29)は打撃、守備にわたって期待通りの活躍を見せ、同じくFAで移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)、新外国人クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)らは順調な仕上がりで、打線は練習試合3試合で19得点。9失点の投手陣とは対照的な滑り出しを見せている。

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   野手の大型補強に比べ、昨オフ、投手陣で補強したのはメジャーリーガーのライアン・クック(31)と岩隈久志投手(37)の2人だけ。昨年のドラフトでは4人の投手を獲得したが、3選手が高卒投手で、即戦力として期待されるのはドラ1の高橋優貴(22)だけ。また、昨シーズンから課題となっている中継ぎは手付かずで、抑え候補の新外国人クックの力は未知数だ。

   2015年に1シーズン143試合となってから、セ・リーグの優勝チームの最少勝利数は2015年ヤクルトの76勝。2016年から2018年まで3連覇を達成している広島は、3年連続で80勝以上をマークしている。昨シーズン3位に沈んだ巨人は勝率5割を切る67勝71敗5引き分けで、最少の76勝まで9勝足りない。これはあくまでも目安に過ぎないが、広島の80勝以上には、13勝足りないことになる。

   昨シーズン、5勝を挙げた内海哲也投手(36)が炭谷の人的補償で西武に移籍。このマイナス分の5勝に9勝以上を新加入選手らで積み重ねなければ、過去優勝の最少勝利数にすら届かない。昨シーズン15勝のエース菅野智之(29)に勝利数の上乗せが期待されるが、中継ぎ、抑えが安定に欠けるため、昨シーズン以上の成績を記録出来るかは疑問だ。

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