2024年 4月 25日 (木)

喘息持ちベテラン声優「正直スタジオ行くのが怖いよ」 コロナ感染拡大に不安感

「喘息持ってるから、正直スタジオ行くのが怖いよ」

   ベテラン声優の加瀬康之さん(49)が2020年3月31日、自身のツイッターでこうこぼした。

  • ベテラン声優が新型コロナ感染を危惧 (画像はイメージ)
    ベテラン声優が新型コロナ感染を危惧 (画像はイメージ)
  • ベテラン声優が新型コロナ感染を危惧 (画像はイメージ)

喘息持ちは重症化のリスク

   31日、加瀬さんはツイッターで

「もう限界じゃね?
喘息持ってるから、正直スタジオ行くのが怖いよ
感染したらきっと重症化するんだろうなぁと日々不安な気持ちで仕事してる。
この仕事で感染者が出たら、どこまで広がるかわかんないし・・・。
出てからじゃ遅いんだけどなぁ」

と現在の心境を吐露した。

   加瀬さんは「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(キャシアン・アンドー)や「デッドプール」(ウェイド・ウィルソン/デッドプール)など、洋画の吹き替えを中心に活躍している声優だ。

   日本アレルギー学会が2月14日に発表した「新型コロナウイルス感染における気管支喘息患者への対応Q&A(医療従事者向け)」には、

「新型コロナウイルス感染症では肺炎を生じていることから、気管支喘息患者が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合も喘息増悪をきたし、それに伴って呼吸不全が重症化する危険性が考えられます」

との記載があり、加瀬さんが不安になるのも不思議ではない。

   ここ最近は、日本の芸能界にも新型コロナウイルスの感染拡大の危機が忍び寄っている。3月23日に陽性が確認された志村けんさんは29日に70歳で死去、31日には脚本・演出家で俳優もこなす宮藤官九郎さん(49)の感染が判明した。

   芸能界での感染拡大は、モデルのぺこさん(24)も危惧しており、30日にツイッターで

「テレビなどもはやく収録とかやめてほしい、やめたほうがいいと心から思っています」
「必然的に人と近い距離で話す、当たり前に数十人が同じ空間にいるなど。怖いと思う条件がたくさんあります」

などと訴えた。この投稿は14万件を超える「いいね」が押される大きな反響を呼んだ。

   芸能界の今後の活動に注目が集まる。

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