2021年 3月 9日 (火)

「差別ということはまったくない」回転寿司「がんこ」が釈明 韓国語メニューだけ「水が180円」で騒動...真相は?

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   関西などで店舗展開している回転寿司「がんこ」の一部店舗で、韓国語メニューだけ水を180円と有料表記してあったとツイッターで指摘があり、韓国のネットメディアも取り上げる騒ぎになっている。

   運営会社のがんこフードサービスは、メニュー表記に謝りがあったことを認め、公式サイト上で謝罪した。

  • 公式サイトのお知らせでミスを謝罪
    公式サイトのお知らせでミスを謝罪
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日本語などでは「0円」なのに

   きっかけは、在日韓国人というツイッターユーザーが2020年8月1日、注文用のタッチパネルを撮った画像を投稿したことだ。

   ソフトドリンクのメニューで、日本語ではお冷が0円となっていたのに対し、韓国語では180円と表記されていた。英語や中国語の表記もあったが、どちらも0円だったという。ウーロン茶やオレンジジュースなどは190円だった。

   このユーザーは、大阪市内のエキマルシェ新大阪店に行ったといい、寿司を食べ終わった後に水をパネルで注文しようとして180円の表記を見つけた。

   スタッフを呼んで聞いてみると、スタッフは「申し訳ありません」と謝罪し、水は無料になった。しかし、怒りは収まらず、会計時にももう一度抗議した。このユーザーは、チェーン店には何度も行っていたが、もう行かないとし、がんこの公式サイト上から抗議文を送ったことも明かした。

   ただ、ツイッター上で、「ただの間違いなのでは?」と指摘されると、このユーザーは、店側から理由の説明や謝罪を受けて、韓国語メニュー表を0円に直してくれればOKだともしている。

   ツイートへの反応では、単純なミスではないかとの声も多かったが、韓国語などの投稿では、「差別目的の嫌がらせだ」「不快なので電話で抗議する」といった声も寄せられた。

実際には料金は...?

   韓国のネットメディアも、次々にこのツイートを取り上げている。

   あるメディアは、「日本の不合理な寿司屋事情」だと紹介し、韓国人を差別したとして、「日本語が分からないと疎かにされる」「卑劣だ」といったネット上の声を紹介した。

   また、別のメディアは、背景には、「日本で嫌韓ムードが高まっていることがある」と解説した。そして、観光客に出す寿司にワサビを大量に入れたとして同じ大阪で4年前に騒ぎになった、いわゆる「わさびテロ」を連想させると指摘している。

   がんこフードサービスは8月3日、韓国語メニューだけ水を有料にしたことについて、人事総務部の担当者がJ-CASTニュースの取材にこう説明した。

「2月ごろに、タッチパネルのメニュー表を更新したとき、有料ソフトドリンクの1つと間違って配信ミスをしてしまいました。チェックが行き届いておらず、見落としてしまったということです。差別ということは、まったくありません。お客さまの気分を害してしまい、申し訳なく思っています」

   エキマルシェ新大阪店で客から指摘を受け、社内で調べたところ、同じ大阪市内の近鉄あべのハルカス店でもミスが見つかり、2日に表記を改めたという。公式サイトでも同日、メニュー表記に間違いがあったとする謝罪文を出した。

   運営する回転寿司でタッチパネルを採り入れているのは、この2店だけだとし、ほかではミスは見つかっていないという。

   誤表記されていた半年間については、「パネルでオーダーはしますが、会計はお皿で計算しますので、180円をいただいたことはありません」と説明した。会社には、「なぜそんなことになったのか?」といった問い合わせが来ているという。

   前出のツイッターユーザーは、出した抗議文への回答が来ていないとしたが、人事総務部では、3日昼過ぎの時点で、抗議文が来たかどうか把握していないとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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