2021年 5月 13日 (木)

大阪府に「改善しないと危ない」アドバイスも... 和歌山県知事のコロナメッセージに注目集まる

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「このままだと日本が危ないと思います」

   和歌山県の仁坂吉伸知事が2020年12月10日に発信した、そんなメッセージが注目を集めている。

   新型コロナウイルス感染症に関する「知事からのメッセージ」で、和歌山県のウェブサイトに掲載されている。

   タイトルは「大阪が危ない。日本も危ない。」。隣接する大阪府に対し、感染の拡大を防ぐためのアドバイスを何度か行ってきたが、改善に繋がらなかったと明かし、話題になっている。

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「感染爆発が起こるのは理論的に自明」

   大阪府の吉村洋文知事は3日、新型コロナウイルスの感染拡大により医療提供体制に大きな負荷がかかっていることから、「医療非常事態」を宣言。府民に対しては、15日まで「できる限り、不要不急の外出を自粛すること」と呼びかけている。

   NHKの報道によると、大阪の感染状況は、8日の時点で政府の分科会が示す4段階のステージのうち最も深刻なステージ4(爆発的な感染拡大及び深刻な医療提供体制の機能不全を避けるための対応が必要な段階)の指標を超えているという。

   和歌山県の仁坂知事は10日の「知事からのメッセージ」の中で、大阪で爆発的な感染拡大が起こらないように、以前から何度か府に対してアドバイスをしてきたことを明かしている。

「一例を挙げると、和歌山の人と大阪の人が会食をしていて、和歌山の人の感染が確認されたので、当然その濃厚接触者ということで、大阪に通報をしました。
我々は自分達がやっているように最寄りの保健所がすぐに飛んで行って、その人にPCR検査をして、感染しているかどうか確かめているだろうと思っていたら、その後、検査がされていないことが分かりました。仮にその人が発症していたら、あるいは無症状の感染者であったら、更に大勢の人にうつすことになります。こういう状態が続くと、いずれ感染爆発が起こるのは理論的に自明であります。
私はこういう例を発見した時には大阪に通知して、偉そうにならない程度に、改善しないと危ないですよ、爆発に繋がりかねませんとアドバイスしていたのですが、中々改善に繋がらず残念でありました。現場が忙しすぎて、分かっていても対応できなかったのかもしれません」

   大阪府での感染者の増加は、隣接する和歌山県にも大きな影響を与えているという。仁坂知事は次のようにも述べている。

「大阪の南部は元々3次救急が脆弱なので、最後の砦は和歌山市の大病院という形で駆け込んで来られることが常態化していたのですが、大阪の方は分かってもらえているでしょうか」

   大阪から搬送されてきた患者を検査したところ、新型コロナウイルスの陽性が判明し、和歌山県のICUで受け入れた、という例も複数あるそうだ。

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