バファローズポンタが野球ファンに愛されるワケ 「負けてもほんわか」担当者が込める思い

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   毒舌キャラの「つば九郎」(東京ヤクルトスワローズ)や、自由奔放な「ドアラ」(中日ドラゴンズ)など、個性派揃いのマスコットを抱えるプロ野球。球団のマスコットではないものの、絶大な人気を誇るキャラクターがいる。

   オリックス・バファローズを応援する「バファローズ☆ポンタ」(以下、バファローズポンタ)だ。試合ごとにツイッター上でイラストが投稿され、チームが勝てば大喜びし、負けると「落胆」。表裏のないリアクションが、野球ファンの支持を集めてきた。

   J-CASTニュースはバファローズポンタを手がけるロイヤリティマーケティング社の担当者を取材。「正直すぎる応援キャラ」に込める思いを聞いた。

  • バファローズ☆ポンタ(ロイヤリティマーケティング提供)
    バファローズ☆ポンタ(ロイヤリティマーケティング提供)
  • バファローズ☆ポンタ(ロイヤリティマーケティング提供)

スポンサー契約きっかけで「コラボ」

   茫然自失で立ちすくむバファローズポンタ。足元には白球がコロコロと転がり、目から一滴の涙がこぼれ落ちるーー。

   5年前の2016年5月24日、バファローズポンタ(@bs_ponta)のツイッターはこんなGIF(アニメーション画像)を投稿した。チームが福岡ソフトバンクホークス相手に6-22の大敗を喫したときのことだった。

「敗戦時に投稿するイラスト内容は、事前に決まっていました。ただ、4回終了時点で0-16と敗色濃厚だったので、そこから急遽、ファンの思いを表すような、動きのあるイラストに描き変えました」

   21年5月10日、J-CASTニュースの取材に対し、バファローズポンタの運用を担当してきたロイヤリティマーケティング、ブランディング・コミュニケーション部の柴田豪さんはこう振り返る。

   同社は共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を手がける企業だ。16年シーズンにバファローズとスポンサー契約を結ぶと、タヌキをイメージしたキャラクター「ポンタ」も球団とコラボ。バファローズのユニフォームと帽子をまとったバファローズポンタが誕生した。

   同年4月から始動したツイッターでは、チームの試合前と試合後に、それぞれバファローズポンタのイラストが投稿されることになっていた。しかし、応援に加わって初めての試合(4月9日)から、チームはソフトバンク相手に1-13の大敗。こんな状況であれば、「切り替えて頑張ろう」とチームを鼓舞するメッセージを送っても不思議ではないところだ。

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