2022年 11月 27日 (日)

イクラ醤油漬けにアニサキス...衝撃動画600万再生 自家製は注意「初めて見た」「気をつけよう」

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   イクラの醤油漬け丼でアニサキスの幼虫がうごめく姿を捉えた動画が、ツイッターで600万再生を超えるほどの関心を集めている。

   イクラは投稿者の自家製だという。手作りする際の注意点などを調べた。

  • イクラ丼にまさかの姿が…(写真はイメージ)
    イクラ丼にまさかの姿が…(写真はイメージ)
  • イクラ丼にまさかの姿が…(写真はイメージ)

「今までイクラは気にしてなかった」

   話題となっているのは、趣味で魚釣りをしているツイッターユーザー・じゅん(@jun__1998)さんによる2022年8月26日朝の投稿だ。丼にしたイクラ醤油漬けに1匹のアニサキス幼虫がうごめいている動画を添付して、

「今までイクラは気にしてなかったんだけど、いるんだね...1回冷凍した方がいいですね」

と伝えた。動画は600万再生を超え、投稿は3万2000件のリツイートや13万7000件超の「いいね」を集めるほど注目された。

   アニサキス幼虫は生きたまま食べてしまうと食中毒を引き起こす。農林水産省の発表によると主に魚介類の内臓周辺に寄生しており、宿主の死後は鮮度の低下とともに筋肉に移動する場合がある。十分な冷凍または加熱によって死滅する。

   刺身や冷凍処理されていないシメサバの事例で広く知られるため、映像を受けてツイッターでは「醤油漬けのいくらにもアニサキスおるんやなあ...」「初めて見た」「うわ...私も意識してなかったわーこれから気をつけよう...」と驚きが広がっている。

   ただ投稿者は続くツイートで、先のイクラは自ら釣ったカラフトマスの生筋子を使用した自家製かつ、冷凍処理を経ていないと補足している。

   投稿者のじゅんさんは30日、反響の大きさに驚きつつ、イクラは頻繁に作るもののアニサキス幼虫を発見したのは初めてだとJ-CASTニュースの取材に答えた。魚はオホーツク海沿岸で24日朝に釣り、捌いたのは翌25日夜になってからだとして、

「今回は、釣ってからすぐ内臓を取らず捌くまで時間が経っているため、筋子に移動した可能性は十分あると思っています」

と原因について見解を示した。

早めの加工と目視の確認が大事

   農林水産省はアニサキスによる食中毒の予防策として、鮮魚を丸ごと持ち帰る際は、氷や保冷剤でよく冷やし、すみやかに内臓を取り除くようウェブページで案内している。マイナス20℃で24時間以上の冷凍が有効だという。

   家庭用冷凍庫は約-18℃と温度が高めに設定されている場合もあり、開け閉めがある事から必ずしも上記条件と一致しないが、J-CASTニュースが話を聞いた水産関係者によると、7日ほど冷凍すれば少なからず予防に効果があるという。

   シロザケの旬となる秋には生筋子の流通が多くなる。イクラの醤油漬けを手作りする要点を、一般社団法人大日本水産会・魚食普及推進センターの公式サイトがアニサキスへの注意喚起と併せて29日の記事で紹介している。

   形状の異なるイクラとアニサキスは見分けやすいとし、安全に食べるため、しっかり目視で確認して除去するよう呼びかけている。

   具体的な手順は、まず約50~60℃の湯を準備。1%ほどの塩を加え、浸透圧で破けにくい状態にしてから、筋子を入れてゆっくり混ぜる。イクラを繋ぎ止めている膜や筋が縮むので取り除く。

   この段階でアニサキスがいたとしても「膜やスジと一緒に流してしまえば心配ありません」。また湯でイクラが白く変色しても、味付けの段階で透明に戻るという。

   湯を変えて4~5回繰り返し、粒だけが残るまで続ける。好みの味付けをしたあとは、数日以内に食べ切るよう推奨している。

   (5日17時追記)魚食普及推進センターは9月5日、情報を加筆した記事を改めて公開。新しい記事にはより効率的だとする手法も掲載されている。一例としては、生筋子を網に押し当ててイクラを繋ぎ止めている膜や血管を取り除き、約1〜3%の塩水で細かな膜やぬめりを洗ったのち、粒だけを70℃の湯で1分ほど泳がせて氷水で締めるとある。

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